【施術報告 肩の痛み】施術例20 左肩の激痛(上腕二頭筋長頭腱炎)

2025年03月24日

【患者情報】

50代女性/事務職/北葛西在住

【症状】

 2~3週間前から左肩に違和感があり就寝前にストレッチを継続していた。2/12起床したら左肩に痛みを感じるようになり時間が経つにつれて激痛へ変わっていった。その日夜はあまりの痛さで眠ることができなかった。

【経過と施術内容】

初診(2/13) 

 左肩関節には熱感があり強い炎症がみられ、左上肢の重みを支えることが出来ない状態であった。あまりの痛みのため問診の途中で迷走神経反射を起こしてしまった。初回の施術はハイボルト療法で疼痛の緩和をはかった後、三角巾で提肘し患部の安静を保持した。

第2診(2/14)

 初診時よりも痛みは軽減しており、患部を詳しく診察することができた。圧痛は結節間溝部にあり、左肩関節の屈曲は不能でヤーガソンテストとスピードテストの徒手検査がともに陽性であったため「上腕二頭筋長頭腱炎」と判断し施術していくこととした。残存した炎症を抑制するため超音波治療をおこなった。三角巾の提肘で疼痛を軽減していくこととした。

第3診(2/17)

 左肩関節の屈曲角度(左腕を前から挙げる動き)は約50°まで可能となった。痛みなく就寝できるようになってはいるが、長時間のデスクワークで痛みが再発するため三角巾の提肘は継続とした。第2診と同様に超音波治療をおこなった。

第4診(2/21) 

 左肩関節の屈曲角度(左腕を前から挙げる動き)は約90°まで可能となった。日常生活全般では痛みがないため三角巾の提肘はなしとした。施術内容は、超音波治療で腱の滑走性を高めた上での運動療法を開始した。疼痛および可動域ともに改善傾向にあるため自宅でのリハビリを提案し次回は1週間後の来院指導とした。

第5診(2/28) 

 左肩関節の屈曲角度(左腕を前から挙げる動き)は約120°まで可能となった。患部に圧痛は残っているものの軽微であるため、超音波治療ではなく自動運動を主体とした施術をおこなった。

第6診(3/7) 

 左肩関節の屈曲角度(左腕を前から挙げる動き)は最終可動域180°まで可能となった。痛みも完全に消失しており施術終了としても良いところだが、引っ越し作業が控えており再発が心配ということで引っ越し作業終了後に来院していただき治癒とすることにした。

第7診(3/24) 

 引っ越し作業をしても痛いが皆無であったため施術終了となった。

【考察】

 上腕二頭筋長頭腱炎はスポーツなどによる肩関節の使い過ぎが原因であることが多いですが、特に加齢による腱の変性が進行しやすい50代くらいの方で長時間のデスクワークで同じ姿勢が続いた場合にも発症することがあります。初期は激痛を伴うことが多いですが患部の安静を保持することで徐々に痛みは軽減していきますので、無理に動かさないようにすることが大切です。

【使用した機器】

ハイボルテージ療法、超音波療法、運動療法

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