【施術報告 腕痛】 施術例20 ダンベルトレーニング後の左腕の痛み
2025年05月30日
【患者情報】
40代男性/会社員/松江町在住
【症状】
前腕屈筋群や伸筋群の圧迫痛、自発痛、他動伸張痛など

【経過と施術内容】
趣味のゴルフで飛距離アップを目指して今回初めて腕の筋トレを実施。重量20kgのダンベルトレーニングを10~12回3セットで行った。翌日から徐々に左の前腕部に強い筋肉痛や張りを感じた。その後改善しないことから発症5日後に来院。
第1診時の症状としては、圧迫痛、自発痛、運動時痛、他動伸張痛、軽度の感覚低下はあったものの手指の屈曲障害や運動麻痺、拘縮などは見られず、脈は正常であった。前腕屈筋群や伸筋群における軽度のコンパートメントではないかと判断した。患者の負担を考慮し、あまり動かさず、軽い整体と痛みのある前腕屈筋群や伸筋群にHVを実施した。術後は筋の伸張痛は軽減したが、痛みや張り感は残った。第2診時(1週間後)も同様に行い、運動時痛の改善は見られたが圧迫痛などは残った。第3診時(同様)は筋緊張の低下と循環の改善を促す目的で主に反応の強かった腕橈骨筋、長撓側手根伸筋、円回内筋、撓側手根屈筋、上腕三頭筋に鍼を用いて行った。痛みや張り感は少し改善した。第4診時(同様)の開始時に確認しNRS7と少し改善が見受けられたので、継続して鍼を実施。終了後は2と大幅に改善が見られた。第5診時(同様)も同様の施術内容とし、開始前はNRS5で終了後は1と改善がみられたが、前腕の伸張痛が少し乗った。第6診時(同様)は痛みのあった腕橈骨筋、長橈側手根伸筋、上腕三頭筋に継続して鍼を実施。開始前はNRS2で終了後はほぼ0であった。痛みや動きも安定していることから本日で終了とした。
【考察】
ゴルフにおける飛距離アップが目的であり、筋力向上(筋肉が発揮できる力)を目指したトレーニングメニューを組む必要がある。今回のケースは重量と回数の設定が合わず、筋肉に繰り返し高い負荷がかかったことにより筋肥大(筋肉のサイズを大きくする)が生じ発症したものと考えた。症状にあるような圧迫感、自発痛、運動時痛、軽度の感覚低下などが見られた。一方、手指の屈曲障害、運動麻痺、拘縮などは見られなかった。コンパートメント様の症状を呈していることから筋肥大による軽度のコンパートメントが起こったものと考えた。今回は鍼により直接的に羅漢筋にアプローチしたことにより筋肥大が緩和され、内圧が減少した結果、症状の改善が見られたものと推察した。
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