栄養は「摂る」だけではない!内臓整体×栄養で考える「栄養を活かせる身体づくり」

2026年08月27日

「身体に良いものを食べているのに、なんとなく調子が整わない」

「たんぱく質や食物繊維も意識している」

「サプリメントも飲んでいるのに、思ったほど変化を感じない」

そんな経験はありませんか?

健康や栄養について勉強すると、どうしても

「何を食べるか?」
「何を摂るか?」

に意識が向きます。

もちろん、それはとても大切です。

しかし、はればれ鍼灸整骨院ではもう一つ、

「摂った栄養を身体がどのように消化・吸収し、利用していくのか?」

という視点も大切にしています。

栄養は、食べたら終わりではありません。

今回は、**「栄養×消化・吸収×内臓整体」**という少し新しい視点から、身体づくりについてお話しします。


食べた栄養=そのまま身体で使われる栄養ではありません

私たちが食べたものは、そのまま身体の材料になるわけではありません。

大まかに考えると、

はればれ式「栄養を活かす5ステップ」

① 摂る
食事から必要な栄養素を摂取する

 ↓

② 消化する
食べ物を身体が吸収できる形へ分解する

 ↓

③ 吸収する
消化された栄養素を消化管から取り込む

 ↓

④ 運ぶ・利用する
取り込んだ栄養素を身体の各組織で利用する

 ↓

⑤ 回復する
睡眠・運動・休養などを通して身体を整える

という流れがあります。

つまり、栄養を考えるときには、

「何を食べるか」だけではなく、食べたものを身体がどう扱っているのか

という視点も必要なのです。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」でも、エネルギーやたんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなどについて、健康の保持・増進や生活習慣病の発症・重症化予防等を目的とした基準が示されています。


「足りないから足す」だけで本当にいいのでしょうか?

例えば、

「たんぱく質が足りないかもしれないからプロテイン」

「亜鉛が気になるから亜鉛サプリ」

「腸活のために食物繊維」

「睡眠のためにマグネシウム」

このように、健康のために何かを**「足す」**ことを考える方は多いと思います。

しかし、その前に確認してほしいことがあります。

そもそも毎日の食事はどうでしょうか?

食欲はあるでしょうか?

食後にお腹が張ることはないでしょうか?

便通はどうでしょうか?

睡眠は十分でしょうか?

運動する習慣はありますか?

ストレスが強くなっていませんか?

身体はさまざまな要素が影響し合っています。

だからこそ、

「足りないものを足す」だけではなく、「身体全体を見る」

ことが大切だと私たちは考えています。


そこで考える「内臓整体×栄養」

はればれ鍼灸整骨院では、身体へのアプローチの一つとして内臓整体を取り入れています。

ここで大切なことがあります。

「内臓整体をすると栄養の吸収率が上がる」と断定できるわけではありません。

また、

「内臓整体で胃腸の病気を治す」

「内臓整体で肝機能を改善する」

というものでもありません。

では、なぜ栄養と内臓整体を一緒に考えるのでしょうか?

私たちが注目するのは、

お腹まわりの緊張
姿勢
肋骨の動き
横隔膜を含めた呼吸の状態
骨盤周囲の状態
身体全体の動き

などです。

「内臓だけ」を単独で見るのではなく、身体全体のコンディションの一部として腹部周囲も評価するという考え方です。


姿勢や呼吸まで見るのはなぜ?

例えば、デスクワークなどで長時間身体を丸めた姿勢が続いている人。

胸郭の動きが小さく、浅い呼吸になりやすい人。

腹部周囲が緊張している人。

身体を動かす習慣がほとんどない人。

同じ食事をしていたとしても、生活習慣や身体の使い方は一人ひとり違います。

横隔膜は呼吸に重要な筋肉であり、胸部と腹部の境界に位置しています。

だから私たちは、栄養の話をするときにも、

食事だけを見るのではなく、呼吸・姿勢・身体の動きなども含めて見る

という視点を持っています。

これが、はればれで考えている**「内臓整体×栄養」**です。


「栄養を活かす身体」を3つの方向から考える

はればれ鍼灸整骨院では、大きく3つの方向から考えます。

① 栄養から考える

まず基本になるのは毎日の食事です。

たんぱく質、脂質、炭水化物だけではありません。

食物繊維、ビタミン、ミネラルなども含めて、食生活全体を確認します。

大切なのは、

「○○だけ食べれば健康になる」

という考え方に偏らないことです。

厚生労働省の食事摂取基準も、特定の一つの栄養素だけではなく、エネルギー・主要栄養素・ビタミン・ミネラルなど幅広い栄養素を対象としています。


② 身体から考える

ここが、はればれならではの部分です。

食事だけでなく、

姿勢
呼吸
腹部周囲の緊張
身体の動き
筋肉や関節の状態

などを確認します。

必要に応じて、整体・鍼灸・内臓整体など、身体側からのアプローチも組み合わせます。

つまり、

栄養指導だけでもない。整体だけでもない。

身体の外側と内側、両方から健康を考えていきます。


③ 生活習慣から考える

そして忘れてはいけないのが、

睡眠と運動

です。

どれだけ食事に気をつけても、毎日睡眠不足でほとんど身体を動かしていない状態では、健康づくりを「食事だけ」で完結させることはできません。

厚生労働省も、生活習慣病予防ではバランスの取れた食生活だけでなく、適度な運動などを含む生活習慣を重視しています。また、睡眠不足は健康や生活の質に幅広く関係することが示されています。

だから、

栄養 × 身体 × 睡眠 × 運動

を一つのチームとして考えることが大切なのです。


血液検査も「生活を振り返る材料」の一つ

健康診断で、

「LDLコレステロールが高かった」

「中性脂肪が気になる」

「血糖値が上がってきた」

「肝機能の数値を指摘された」

という経験がある方もいるでしょう。

血液検査に異常がある場合には、まず医療機関で適切な評価を受けることが重要です。

そのうえで私たちは、医療機関で受けた血液検査結果を食事や生活習慣を振り返る参考情報の一つとして考えます。

数値だけを見て、

「この栄養素が不足している」

と決めつけるのではありません。

普段の食事、睡眠、運動、体重変化、飲酒なども合わせて考え、

「今の生活で変えられることは何だろう?」

を探していきます。


腸活も「足し算」だけにしない

腸活という言葉も一般的になりました。

ヨーグルト、発酵食品、食物繊維、乳酸菌、イヌリンなど、さまざまなものがあります。

しかし、

「これさえ食べれば腸が整う」

という単純な話ではありません。

食物繊維の摂り方、水分、食事全体、運動、睡眠など、生活全体を見ることが大切です。

そして私たちはさらに、

「その人の身体はどんな状態なのか?」

という視点も加えます。

食事と身体を別々に考えない。

これも「内臓整体×栄養」の大きな特徴です。


サプリメントを増やす前に確認したいこと

「健康のために」と、たくさんのサプリメントを飲んでいる方もいます。

しかし、

多ければ多いほど健康になるわけではありません。

栄養素によっては過剰摂取に注意が必要なものもあります。

また、持病や服用している薬によっては、サプリメントとの相互作用に注意が必要なケースもあります。

厚生労働省の食事摂取基準でも、栄養素ごとに推奨量などだけでなく、過剰摂取による健康障害を防ぐ観点から「耐容上限量」が設定されているものがあります。

だからこそ、

「何を足そう?」

と考える前に、

「今の食生活・身体・睡眠・運動はどうなっている?」

と一度振り返ってみることをおすすめします。


こんな方は一度、身体全体を見直してみませんか?

例えば、

「健康診断の結果が少しずつ気になってきた」

「食生活を改善したいけれど、何から始めればいいかわからない」

「腸活をしているけれど、生活全体も見直したい」

「身体の痛みだけでなく、睡眠や食事についても考えたい」

「サプリメントを増やす前に、まず生活習慣を整理したい」

このような方は、一つの症状、一つの栄養素だけでなく身体全体を見ることが健康づくりの第一歩になるかもしれません。


はればれが目指しているのは「症状だけを追いかけない健康づくり」

腰が痛いから腰だけ。

肩がこるから肩だけ。

眠れないから睡眠だけ。

血液検査の数字が気になるから栄養だけ。

もちろん、それぞれを詳しく見ることは必要です。

でも、人間の身体はそんなにきれいに分けられるものではありません。

私たちが目指しているのは、

整体・鍼灸 × 栄養 × 睡眠 × 運動 × 生活習慣

を必要に応じて組み合わせ、

「今ある症状」だけではなく、「これからの健康」まで考えること。

内臓整体も、そのための一つの選択肢です。


「摂る栄養」から「活かす身体」へ

健康のために、

「何を食べるか?」

はとても大切です。

でも、そこで終わらず、

食べる

消化する

吸収する

運ぶ・利用する

回復する

という身体全体の流れにも目を向けてみてください。

「何を摂るか」と「どんな身体・生活で受け取るか」の両方を考える。

これが、はればれ鍼灸整骨院が考える**「内臓整体×栄養」**です。

食事に気をつけている方も、これから栄養について考えてみたい方も、

「身体をもっと総合的に見直してみたい」

と思ったら、お気軽にご相談ください。


大切な注意点

内臓整体は、内臓疾患を診断・治療する医療行為の代わりになるものではありません。

強い・持続する腹痛、血便・黒色便、繰り返す嘔吐、発熱、原因不明の体重減少などがある場合や、健康診断・血液検査で異常を指摘された場合には、まず医療機関で適切な診察・検査を受けてください。

また、医師から処方されている薬を、自己判断で中止・減量することは避けてください。

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