[船堀で成長期のお子さんの関節の痛みでお悩みの方へ]
2022年12月29日
成長期のお子さんの関節の痛み。もしかすると骨端症かもしれません
【骨端症とは?】
成長期の骨端部におこる疾患の総称です。原因はスポーツによる使い過ぎや血流障害による骨壊死などがあります。今回は代表的なものを紹介します。
股関節
ペルテス病
大腿骨頭の血流障害による骨頭壊死です。血流障害が起きる原因は不明です。3~5歳の男の子に発症が多いです。片側のみに発症することが多いのも特徴です。
【症状は?】
跛行が特徴で、関連痛として股関節痛や膝内側の痛みを訴えることが多いです。股関節の外転・内旋が制限され徐々に屈曲制限もみられるようになります。最終的にはレントゲン撮影で診断されます。
【一般的な治療は?】
発症年齢と性別により予後が異なるので、治療法も様々です。6歳未満では予後良好なので免荷歩行などの保存療法が主流になります。9歳以上では予後不良なことが多く、骨切り術などの手術を行います。早期発見早期治療が大切です。
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膝
ブラント病
原因不明の脛骨近位骨端部内側の骨化障害です。
【症状は?】
内股歩行などの歩行異常がみられます。3歳以下の幼児型は両側性で、4歳以上の遅発型は片側性が多いです。生まれてすぐの赤ん坊を無理に歩行させようとすると起こるとも言われています。
【一般的な治療は?】
幼児型は保存療法、遅発型は手術になります。
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足部
ケーラー病
足の舟状骨の無腐性骨壊死です。3~7歳に発症しやすく予後良好です。
【症状は?】
舟状骨部に痛みを訴えます。そのため歩行も外側接地になります。
【一般的な治療は?】
足底板などを使用し除痛を行います。
フライバーグ病
第2または第3中足骨骨頭の骨破壊異常です。主な原因は、血行不全や持続的ストレスによる骨頭内骨折による壊死とされています。
【症状は?】
つま先立ちで痛みを訴えるようになります。13歳前後の女子に発症しやすく、両側性のことが多いです。
【一般的な治療は?】
多くは足底板を使用した保存療法がメインとなります。
セーバー病
アキレス腱の牽引による踵骨骨端部の炎症です。スポーツ活動をしている子供に発症が多いです。
【症状は?】
踵の運動時痛です。症状が進行するとつま先立ちで歩行するようになります。
【一般的な治療は?】
ふくらはぎの筋肉の柔軟性向上、スポーツ活動の休止が必要となります。
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手
キーンベック病
手にある月状骨という骨の血流障害により、月状骨が軟化しやがて潰れる骨端症です。血流障害の原因は、手関節の使い過ぎや外傷です。
【症状は?】
手関節の甲側の腫れと痛みを訴え、握力が低下します。発症は10~20代に多いですが、工事現場なでの振動工具を使用している場合は30~50代くらいで発症することもあります。
【一般的な治療は?】
サポーターなどで固定し手関節の安静をはかります。実際は、完全な安静は難しいことが多く可動域制限などを残ることが多いです。
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