[船堀で膝下が痛くてお悩みの方へ(オスグット・ジャンパー膝・フォッファ病)]
2022年09月29日
膝のお皿の下が痛い!!
膝のお皿の下が痛くなる方は多いと思います。同じお皿の下の痛みでも、年齢や痛みある場所で原因が違います。オスグット病をはじめ代表的な膝下の痛みを紹介いたします。
オスグット・シュラッター病
【特徴】
発育期において特徴的なスポーツ障害です。10歳代前半(小学生高学年から中学生)に起こりやすい骨端症です。スポーツ活動をしている男の子に多くみられます。
【原因】
スポーツ活動で腿の前の筋肉(大腿四頭筋)が脛の骨(脛骨)を繰り返し引っ張ることが原因です。10歳代前半は脛の骨が未成熟な状態のため発生します。著しい骨の発育に筋腱の成長が伴わないため、大腿骨の成長が大腿四頭筋の成長よりも先行し、大腿四頭筋が一時的に緊張状態になって柔軟性が低下しやすいといわれています。
【症状】
初期はジャンプやダッシュをしたときに膝下(膝前面の脛骨の骨突出部(脛骨粗面部))に痛みを感じます。ここは膝蓋靭帯が付着する部位で大腿四頭筋の強力な牽引力が作用します。進行すると日常生活の歩行でも痛みを感じるようになり、膝下の骨を膨らんできます。慢性の経過を辿ることが多いですが、高校生になる頃には骨の成長が完了するので症状も消失します。
【一般的な治療法】
スポーツ活動を休止すれば痛みはなくなりますが、部活動が活発な時期なので長期間の休養は難しいのが現状です。成長とともに痛みなくなるので、練習前のストレッチや練習後のアイシングなど膝周辺のケアを習慣にして痛みと上手く付き合っていくことが大切です。
指導者の方は練習量や練習内容の調整をしましょう。
ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)
【特徴】
跳躍系のスポーツをする成人に多くみられます。厳密には違いますが、成人のオスグット・シュラッター病だとイメージする理解しやすいと思います。
【原因】
跳躍動作を繰り返すことで、お皿の下に腱(膝蓋靭帯)に微細な損傷が起こり炎症することが原因です。
【症状】
跳躍動作で膝下に痛みを感じます。痛みで膝を深く曲げられなくなります。
【一般的な治療法】
大腿四頭筋を中心にしたストレッチや練習後のアイシングなど膝周辺のケアを習慣にして痛みと上手く付き合っていくことが大切です。
また、ジャンパー膝には「ロエルズ分類」というものがあるので参考にしてみて下さい。
<ロエルズ分類>
1度:スポーツ後にのみ痛みがある→スポーツ継続可能
2度:スポーツ前後にのみ痛みがある→運動量の調節が必要
3度:常に痛みがある→スポーツ禁止
4度:膝蓋靭帯断裂→手術
膝蓋下脂肪体炎(Hoffa病)
【特徴】
跳躍系のスポーツや長時間の膝立ちをしている方に起こりやすい疾患です。
【原因】
膝のお皿の裏には脂肪でできたクッション(膝蓋下脂肪体)があります。正常であれば膝の曲げ伸ばしに合わせて脂肪が形を変えます。このクッションが膝の使い過ぎなどで柔軟性が低下し線維化することが原因です。
【症状】
膝を曲げた時や膝立ちをしたときに膝下に痛みを感じます。
【一般的な治療法】
大腿四頭筋のストレッチと膝周辺のアイシングなど膝周辺のケアを習慣にして痛みと上手く付き合っていくことが大切です。
【まとめ】
オスグット病は骨、ジャンパー膝は腱、膝蓋下脂肪体炎は脂肪体と痛みの原因は違いますが、いずれの疾患も膝の使い過ぎが原因ですので、安静にすれば痛みは消失します。しかし、部活や仕事などで長期の休養は難しいのが現状だと思います。ですので、日頃のケアや練習や仕事量の調整などが大切になります。
船堀発祥ゴムハンマー整体で行うオスグット・膝蓋下脂肪体炎(Hoffa病)のセルフケア
●膝の症状
ゴムハンマー整体でわからないことがありましたら当院にお気軽にご相談ください。
当院が提供するオスグット・膝蓋下脂肪体炎(Hoffa病)のメニュー
ひざ下の痛みは使いすぎ、バランスの崩れ、フォームの改善など様々な原因が考えられるので、しっかりその方の原因を探ってから、東洋・西洋医学両方から見立て施術をしていきます。
痛みの緩和にはハイボルト、鍼治療等。症状が強い場合は神経整体やAKS療法等。
また、フレキシビリティを増すため、筋肉バランスを整える、不良姿勢の改善に整体、矯正などのメニュー等ございます。
様々な膝の症状についてはコチラ↓
当院の改善事例はコチラ↓
当院のオスグット・膝蓋下脂肪体炎(Hoffa病)のメニュー
オスグット病・膝蓋下脂肪体炎をさらに根本的に改善、再発防止、予防をご希望の方は、当院ではゴムハンマー整体、EMS、パーソナルトレーニング、ダイエット、メンタルケア、栄養アドバイスなどの様々な健康に関するオリジナルなワンストップサービスがございます。
※交通事故でお困りの方はコチラ
※当院で働いてみたい方はコチラ