[船堀で鼠径部痛症候群(グローインペイン)でお悩みの方へ]

2022年04月21日

鼠径部痛症候群(グローインペイン)とは?

☑︎歩くと股関節周辺が痛い

☑︎走ったりランニングすると股関節周辺が痛い

☑︎痛くて競技を続行することが出来ない

☑︎なかなか病院で良くならない

☑︎サッカーをしている

☑︎お腹に力が入った時に股関節周辺が痛い

このような症状が当てはまる方はグローインペインかもしれません。

【鼠径部痛症候群(グローインペイン)とは?】

サッカー選手に多く、その他のスポーツ選手にも発生する鼠径部周辺の痛みを中心とした不定愁訴です。発生初期は日常生活に支障はないが、ダッシュやキックなどのスポーツ中の動作で鼠径部周辺に痛みを感じるようになります。進行すると咳やくしゃみでも痛みを感じるようになります。痛みを感じる場所は鼠径部、内転筋起始部、下腹部、睾丸後方です。

似た症状に恥骨結合炎、腸腰筋炎、大腿直筋炎、腹直筋付着部炎、大内転筋付着部炎、鼠径ヘルニア(スポーツヘルニア)があります。

【どんなスポーツで発症しやすいの?】

サッカー、ラグビー、長距離ランナーに発症しやすく、女性より男性に起こりやすいです。

【グローインペインの4つのタイプとは?】

痛みの出る場所により、おおまかに4タイプに大別されます。

1、内転筋タイプ

2、腸腰筋タイプ

3、鼡径部タイプ

4、恥骨タイプ

内転筋タイプと恥骨タイプが比較的多いようです。

【サッカー選手に多いのはなぜ?】

ボールを蹴るキック動作を考えてみましょう。

右脚が利き脚の選手の場合、左脚が軸足になります。鼠径部痛を発症する選手は利き脚である右脚の筋力が強く、軸足である左脚の筋力が弱い傾向にあります。このように筋力差がある状態でのキック動作は、以下のような仕組みで利き脚側の内転筋群の負担が増加します。

 

軸足側の骨盤の安定性低下

利き脚側の股関節外転筋の筋力低下

利き脚側の内転筋群の負担増加

恥骨部に痛みが出る原因は?

恥骨には腹直筋と長内転筋が付着しています。この二つの筋肉が収縮すると腹直筋は上方へ作用し、長内転筋は下方へ作用するため、恥骨にはそれぞれ逆方向のストレスがかかります。

鼠径部痛症候群(グローインペイン)治療法は?

一般的な考え方では、痛みが強い場合は、スポーツ活動の中止が必要です。その間に左右の筋力差の埋めるトレーニングや鼠径部周辺の筋肉の柔軟性向上させるリハビリテーションを行います。復帰までの目安は約8週間と言われているようですが個人差があります。

当院では独自の整体や鍼灸で回復を早めることが可能です。

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鼠径部痛症候群(グローインペイン)の注意点は?

1、再発しやすいのが特徴です。痛みがないからと急いでスポーツに復帰するのは禁物です。

2、鼡径ヘルニア、変形股関節症、内転筋肉離れなど他の疾患や外傷との判別が必要です。

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