［船堀で骨折後の後遺症・リハビリでお悩みの方へ］

2024年04月2日

骨折後の痛みや不調で困っている

骨折後のリハビリで来院される患者様が一定数います。

そのような患者様の多くは、「骨は完全にくっついたから、リハビリを開始して下さい。」と病院などで言われて当院に来られる方がほとんどです。

実際このようなパターンの場合、リハビリは難航することが多いのが現状です。今回は、骨折後のリハビリを左右する要因についてご紹介します。

【骨折後の後遺症・リハビリを左右する要因】

①骨折線の走行

「骨折線の走行」とは、「どのように骨が折れているか」ということです。これは、後の整復(骨を元に戻す操作)に大きく影響します。患者様としては、「骨が折れている」か「骨が折れていない」かというザックリとした認識であることが多いです。しかし、施術する側は、「骨折が関節にまで及んでいるかどうか」、「骨折している部位に付いている筋の影響」など様々な要因を考慮して最善の整復・固定方法を模索します。

②整復・固定の精度

「整復」とは、「折れた骨を元に戻す操作」です。「固定」とは、「整復した骨がズレないように維持」することです。整復・固定の精度は、担当者の力量に左右される部分が大きいです。よく「保存療法が良いか？手術が良いか？」という議論になることが多いですが、上手い先生に当たるかどうかの方が重要です。

③固定後の生活

固定後の管理には、患者様側の要因と施術者側の要因があります。患者様側の要因としては、「固定を勝手に外す」や「自己判断で動かしてしまう」などがあります。よく運動部の学生に見られるのが、チームのトレーナーや指導者などの指示で、回復段階に適していないトレーニングを始めているケースが見受けられます。施術者側の要因としては、患者様の性格や生活様式などを考慮したアドバイスや管理が出来ていない点です。患者様の状態を観察できている施術者であれば、患者様が勝手に固定を外している場合など異変に気が付くのが普通です。それに気が付かず注意出来ずにいると骨が徐々にズレてしまいます。

④リハビリをマッサージと勘違いしている

骨折後のリハビリに訪れる患者様の中には、気持ちの良いマッサージで回復すると思っておられる方がいます。確かに固まった筋肉に手技療法をすることはありますが、メインは可動域訓練です。多少の痛みを伴うこともありますし、可動域訓練を地道に継続することが大切です。

⑤来院時にしかリハビリをやらない

固定期間中に固まった関節を元に戻すには時間がかかります。週に１回来院してリハビリをするだけではなかなか回復しません。仕事などの都合で来院できない時は、自宅でもしっかりリハビリをやりましょう。

【当院での対応】

骨折が疑われる患者様には応急処置をした上で、提携の整形外科にレントゲン撮影を依頼します。

医師の許可を得た上で当院での治療を開始します。（※整骨院で骨折・脱臼の施術をする場合は、医師の同意が必要です。）

また、リハビリ希望で当院にお越しになられる場合は、これまで治療をされていた病院の医師からの紹介状を持参して頂くことが望ましいです。

これはリハビリの方針が立ちやすいだけでなく、患者様の経済的負担を軽減することにも繋がります。

【まとめ】

骨折をはじめ、脱臼・捻挫・肉離れなどの怪我の場合、患者様自身で治療する側の良し悪しを判断するのが難しいです。

「話を良く聞いてくれる先生だから」とか「経歴が凄いから」というような印象だけで判断すると骨折を見逃されたりして後々後悔することにもなりかねません。

マッサージのように上手い下手を判断しにくく選択が難しいとは思いますが、しっかりと吟味し納得のいく治療を選択することをおススメします。

当院の骨折後の後遺症・リハビリメニュー

当院では骨折後の後遺症・リハビリ特別プログラムがございます。内容は整体、矯正、RAGハンマー、ハイボルト、EMS、ストレッチ、筋トレなど、ほぼはればれのメニューを患者さんに合わせて組み立てます。料金は30分で5500円となります。初めての方はトライアルで3980円で受けることも出来ます。その際はスタッフにお伝えくださいませ。

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