【施術報告 足底痛】施術例33 信号を渡ろうと走り出した時に痛めたふくらはぎの肉離れ

2023年07月18日

【施術報告 足底痛】施術例33 信号を渡ろうと走り出した時に痛めたふくらはぎの肉離れ

50代男性 / 会社員/ 西瑞江在住
・症状

・荷重時の痛み

・歩行時の痛み

 

 

・経過と施術内容

信号が変わりそうになりパッと走り出そうとした際に左ふくらはぎに肉離れを起こしてしまった。痛みが強かったため整形外科を受診MRIの撮影を行い肉離れの診断をされたが、特に治療はなく我慢して生活を送っていた。2週間経過し痛みや腫れが全く引かなかったため当院を受診。初診時足をつくのもままならないほどの荷重痛や靴下のゴムが痛くなるほど腫れとむくみが目立っていた。腫れやむくみが強く出ているので超音波治療を行った。受傷から2週間経過しているので関節の固定はせず伸縮包帯で圧迫をかけて腫れやむくみを抑える治療を行った。翌日の第二診時は前日の治療で身体の流れが変わりさらにむくみが強く出た。好転反応であり痛みは軽減に向かっていたため同様の治療を継続した。さらに痛みやむくみをとるため超音波治療で筋肉の温度を温めながらハイボルトで筋肉を収縮させ筋肉の柔軟性を出す治療を行った。徐々に痛みや腫れは引いていった。第7診時には痛みや腫れは引いたが肉離れ特有の怖さが残るとのことだった。急にトレーニングを開始すると再受傷しやすいため動きを出しやリハビリのためにパーソナルトレーニングを行った。第9診時怖さもなくなり筋の柔軟性、強度共に問題なくなったため治療終了とした。

 

・考察

受傷直後、処置をせず治療を行わなかったため腫れや痛みが落ち着くまでに時間がかかってしまっていた。包帯での圧迫、超音波での温熱治療、ハイボルトでの深部筋への刺激、を行うことによって腫れを逃がし筋肉に柔軟性を出すことが出来た。また肉離れ特有の動かす怖さに対してパーソナルトレーニングを行う事によって再受傷を防ぎながら筋肉の強さを取り戻すことが出来た。初期処置の重要性を再確認した。

・使用した主な技・ツボ

・ハイボルト・超音波治療・パーソナルトレーニング

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