尿酸値が高いと言われたら?まず知っておきたい食事と生活習慣|江戸川区船堀
2026年09月27日

健康診断の結果を見て、
「尿酸値が高いと書いてある。でも、特に痛いところはない」
「このままだと痛風になるの?」
「プリン体の多いものを控えればいい?」
「お酒をやめた方がいいのかな?」
そんな不安を感じていませんか?
尿酸値が高いと言われると、まず「プリン体」に目が向きがちです。
もちろん食事は大切です。
しかし、私が身体をみるうえで大切にしているのは、
「一つの食べ物や一つの数値だけで身体を考えないこと」です。
尿酸値には、食事だけではなく、飲酒、水分摂取、体重、運動など、さまざまな要素が関係します。
だからこそ健康診断で尿酸値を指摘されたときは、ただ怖がるのではなく、
「今の自分の身体や生活の、どこを見直せるだろう?」
と考えるきっかけにしてほしいと思っています。
江戸川区船堀のはればれ鍼灸整骨院グループ代表として、今回は「尿酸値が高いと言われたけれど、何から始めたらいいか分からない」という方に向けて、まず知っていただきたい食事と生活習慣についてお話しします。
そもそも尿酸とは?
尿酸は、身体の中で「プリン体」が分解される過程でできる物質です。
プリン体というと、食べ物から入ってくるものというイメージが強いかもしれません。
しかし、プリン体は私たちの身体の細胞にも存在しており、日々の代謝によっても尿酸は作られています。
作られた尿酸は血液中を流れ、その多くが腎臓を通して尿として身体の外へ排泄されます。
つまり尿酸値は、大きく考えると、
「身体の中で作られる量」と「身体の外へ排泄される量」のバランス
によって変化します。
そのため、
「プリン体の多いものを食べたから尿酸値が高くなった」
と、食事だけで単純に考えるのではなく、身体や生活習慣を広く見ていくことが大切なのです。
尿酸値が高い=すぐ痛風、ではありません
一般的に、血清尿酸値が7.0mg/dLを超える状態は「高尿酸血症」とされます。
高尿酸血症が続くと、尿酸の結晶が関節などに沈着し、あるとき突然、強い痛みや腫れを起こすことがあります。
これが「痛風発作」です。
ただし、
尿酸値が高い=今すぐ痛風になる
という意味ではありません。
一方で、
痛くない=何もしなくても大丈夫
ということでもありません。
高尿酸血症は、尿路結石や腎障害などとも関連します。
健康診断などで尿酸値の異常を指摘された場合は、自己判断だけで済ませず、必要に応じて医療機関で評価を受けることが大切です。
そのうえで、日常生活の中で自分にできることを考えていきましょう。
尿酸値が高かったら、まず確認したい5つの生活習慣
難しいことから始める必要はありません。
まずは、普段の生活を次の5つの視点から振り返ってみてください。
① 水分は足りていますか?
尿酸は主に尿から身体の外へ排泄されます。
そのため、汗をたくさんかいているのに水分を十分に摂っていないなど、脱水状態になると血清尿酸値が上昇することがあります。
たとえば、
・仕事中はほとんど水を飲まない
・夏場でも水分摂取量が少ない
・運動や入浴でよく汗をかく
・忙しくて水分補給を忘れてしまう
という方は、一度確認してみてください。
ただし、心臓や腎臓の病気などで水分量を制限されている方は、自己判断で水分摂取量を増やさず、主治医の指示に従ってください。
② 「ビールだけ」気にしていませんか?
「尿酸値が高かったので、ビールをやめて別のお酒に変えました」
という方もいらっしゃいます。
確かにプリン体の量はお酒の種類によって違います。
しかし、考えたいのはプリン体だけではありません。
アルコールそのものも尿酸値に影響します。
そのため、
「何を飲んでいるか」だけではなく、「どのくらいの量・頻度で飲んでいるか」
まで振り返ることが大切です。
毎日の晩酌が習慣になっている方は、まず現在の飲酒量を確認するところから始めてみましょう。
③ ジュースや甘い飲み物が習慣になっていませんか?
意外と見落としやすいのが「飲み物」です。
果糖を多く含む清涼飲料などの過剰摂取は、尿酸値の上昇と関連します。
「甘いものはあまり食べません」
という方でも、
・ジュース
・炭酸飲料
・甘いコーヒー
・エナジードリンク
・スポーツドリンク
などを頻繁に飲んでいないでしょうか?
食べ物だけではなく、
「毎日何を飲んでいるか」
まで確認してみることが大切です。
④ 最近、体重やお腹まわりが増えていませんか?
健康診断を振り返ってみると、
「尿酸値だけだと思っていたら体重も増えていた」
「中性脂肪も高くなっていた」
「血圧や血糖値も以前より高かった」
ということがあります。
肥満やメタボリックシンドロームは高尿酸血症とも関連します。
ここで大切なのは、尿酸値だけを単独で見るのではなく、
「最近、自分の身体全体にどんな変化が起きているだろう?」
と考えてみることです。
だからといって、極端な食事制限をする必要はありません。
急激な減量ではなく、食事量、間食、飲酒、運動などを見直しながら、無理なく適正な体重を目指すことが大切です。
⑤ 運動不足だからと、突然激しい運動を始めていませんか?
健康診断で数値を指摘されると、
「運動しなければ!」
と思う方も多いでしょう。
もちろん適度な運動は、健康づくりにとても大切です。
ただし、
「激しい運動をすればするほど尿酸値に良い」
というわけではありません。
非常に激しい運動によって、一時的に尿酸値が上昇することがあります。
今までほとんど運動していなかった方が、突然ハードなトレーニングを始める必要はありません。
まずはウォーキングなど、自分の身体の状態に合わせて無理なく継続できる運動から始めることが大切です。
「プリン体だけ控える」で終わらせない
尿酸値が高いと言われると、
「これは食べてはいけない」
「あれも食べてはいけない」
と、食べ物そのものが怖くなってしまうことがあります。
もちろん、プリン体を非常に多く含む食品を大量に摂る習慣があれば見直す必要があります。
しかし、
尿酸値対策=プリン体を含む食品をすべて禁止すること
ではありません。
飲酒、総エネルギー摂取量、甘い飲み物、体重、水分、運動なども含めて、生活全体を見ることが重要です。
私は栄養について、
「これさえ食べれば大丈夫」
「これは絶対に食べてはいけない」
という考え方には慎重でありたいと思っています。
大切なのは、
自分の身体に合った、無理なく続けられる生活を作っていくこと
だと考えています。
私自身、クエン酸を続ける中で尿酸値が下がった経験があります
ここで、私自身の経験についても少しお話しします。
私は栄養や身体について学びながら、自分自身でもクエン酸を継続して摂る生活を実践してきました。
その経過の中で血液検査を確認したところ、
私自身は以前より尿酸値が下がっていました。
自分の身体で数値の変化を確認できたことは、栄養や生活習慣について、さらに深く考えるきっかけの一つになっています。
ただし、ここはとても大切なところです。
「私自身の尿酸値が下がった」ことと、「クエン酸を摂れば誰でも尿酸値が下がる」ということは、まったく別の話です。
尿酸値には、食事、飲酒、水分、体重、運動、腎臓からの尿酸排泄など、さまざまな要因が関係しています。
私自身の数値の変化についても、クエン酸だけが原因だったと断定することはできません。
だからこそ私は、
自分自身が経験したことと、医学的に分かっていることを分けて考える
ことを大切にしています。
クエン酸と尿酸・痛風との関係については、別の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はこちらも参考にしてください。
尿酸値だけでなく「腸・肝臓・腎臓」のつながりも考える
身体は、それぞれの臓器が単独で働いているわけではありません。
たとえば食べたものは腸で消化・吸収され、その一部は門脈という血管を通って肝臓へ運ばれます。
肝臓は、糖や脂質などさまざまな物質の代謝に関わります。
そして尿酸の排泄では腎臓が重要な役割を担っています。
つまり、
食べる → 消化・吸収する → 代謝する → 必要なものを利用する → 不要なものを排泄する
という一連の流れで身体は成り立っています。
だから私は栄養を考えるときも、
「何を摂ればいいのか?」
だけで終わらせず、
「それを受け取る身体や生活はどうなっているのか?」
というところまで考えることを大切にしています。
「検査の数字」を自分の身体を知るきっかけに
私は臨床に長く携わり、栄養や睡眠についても学びを深める中で、検査数値を見ることの意味を以前より強く感じるようになりました。
もちろん、整骨院が血液検査の異常を診断したり、高尿酸血症を治療したりするわけではありません。
そこは医療機関の役割です。
しかし、
「なぜ、この数値になったのだろう?」
と生活を一緒に振り返ることはできます。
食事はどうか。
水分は足りているか。
お酒は多くないか。
体重は変化していないか。
運動はできているか。
睡眠はどうか。
そして、
「運動した方がいいのは分かっている。でも腰や膝が痛くて動けない」
という身体の問題が隠れていないか。
一つずつ確認していくと、
尿酸値という一つの数字が、
「これからの自分の身体を見直すきっかけ」
になることがあります。
はればれが大切にしている「一生の健康を守る」という考え方
私たちは、尿酸値を下げるための治療を行う医療機関ではありません。
尿酸値の異常については、必要に応じて医療機関で適切な検査・診断・治療を受けることが第一です。
そのうえで、はればれ鍼灸整骨院では、
「これから自分の身体をどうしていけばいいのだろう?」
という部分を一緒に考えていきたいと思っています。
痛みがあって運動できないのであれば、その身体をどう整えていくか。
運動不足なら、何から始めるか。
食生活が乱れているなら、無理なく変えられるところはどこか。
睡眠が十分でないなら、生活の中に改善できる部分はないか。
私たちは、
鍼灸・整体・物理療法・栄養・運動・睡眠などを組み合わせながら、身体をできるだけ広い視点からみていくこと
を大切にしています。
目の前の症状だけではなく、その方が5年後、10年後も元気に生活できる身体づくりを考える。
それが、はればれ鍼灸整骨院が目指している
「一生の健康を守る」
という考え方です。
こんな方は一度ご相談ください
・健康診断をきっかけに生活習慣を見直したい
・食事だけでなく身体全体について考えてみたい
・運動したいけれど、腰・膝などが痛くて続けられない
・最近、体重や体力の変化が気になっている
・睡眠や疲労なども含めて身体を整えたい
・これからの健康のために何をすればいいのか整理したい
このような方は、江戸川区船堀のはればれ鍼灸整骨院へお気軽にご相談ください。
なお、
尿酸値の異常を指摘されている方、痛風を疑う強い関節痛・腫れ・熱感がある方、腎機能の異常を指摘されている方などは、まず医療機関を受診してください。
必要な医療を受けながら、
「自分自身でも、これからの身体のために何ができるだろう?」
と考えていく。
はればれ鍼灸整骨院は、その身体づくりを一緒に考えられる場所でありたいと思っています。
まとめ|尿酸値が高いと言われたら「生活全体」を見直してみる
健康診断で尿酸値が高いと言われたとき、
「プリン体を控えなければ」
だけで終わらせる必要はありません。
まず、
①水分
②飲酒
③甘い飲み物
④体重・食生活
⑤運動
を振り返ってみてください。
そして、検査数値に異常があれば医療機関で必要な評価を受ける。
そのうえで、食事・運動・睡眠、そして身体の状態を少しずつ整えていく。
健康診断の結果は、怖がるためだけの数字ではありません。
これからの自分の身体を知り、生活を変えていくきっかけにもできます。
私自身も、自分の身体で実践し、検査数値を確認しながら学びを続けています。
皆さんにも、ご自身の身体に関心を持ち、
「一生の健康を守るために、今日からできることは何だろう?」
と考えるきっかけにしていただければと思います。
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