LDLコレステロールが高いと言われたら?まず見直したい食生活

2026年08月29日

健康診断や血液検査で、

「LDLコレステロールが高いですね」

と言われたことはありませんか?

「脂っこいものはそんなに食べていないのに、なぜ?」
「卵は食べない方がいい?」
「肉を減らせばいいの?」
「何を食べればLDLコレステロールを下げられるの?」

このように、何から見直せばよいのか分からなくなる方も多いと思います。

LDLコレステロールが高かったときに大切なのは、単純に「脂質を全部減らす」ことではありません。

どのような脂質を摂っているのか、食物繊維は足りているのか、さらに体重・運動・睡眠・喫煙なども含めて、生活習慣全体を振り返ることが大切です。

今回は、船堀のはればれ鍼灸整骨院が、LDLコレステロールが高いと言われたときに、まず知っておきたい食生活のポイントを分かりやすく解説します。


LDLコレステロールとは?

「コレステロール=身体に悪いもの」と思っている方もいるかもしれません。

しかし、コレステロールは細胞膜やホルモン、胆汁酸などの材料となる、身体に必要な物質です。

血液中では、コレステロールはリポタンパク質によって運ばれています。

その中でLDLは、肝臓から身体の各組織へコレステロールを運ぶ役割を担っています。

問題となるのは、血液中のLDLコレステロールが多い状態が続くことです。

LDLコレステロールの高値は動脈硬化性疾患のリスクと関連するため、健康診断などで高値を指摘された場合には、放置せず確認することが大切です。


LDLコレステロールはいくつから高い?

一般的な脂質異常症のスクリーニング基準では、

LDLコレステロール 140mg/dL以上:高LDLコレステロール血症

120〜139mg/dL:境界域高LDLコレステロール血症

とされています。

ただし、

「140mg/dLを超えたら、全員が同じ対応をすればよい」

というわけではありません。

年齢、血圧、糖尿病、慢性腎臓病、喫煙、心血管疾患の既往、家族歴などによってリスクは異なります。

そのため、検査結果を自己判断だけで決めつけず、必要に応じて医療機関で評価を受けることが大切です。


LDLが高い=脂っこいものの食べすぎ?

LDLコレステロールが高いと言われると、

「油を控えなきゃ」

と考える方が多いのですが、ここには少し注意が必要です。

脂質にはさまざまな種類があるからです。

LDLコレステロールが高い方で、まず食生活を振り返ってほしいものの一つが、

飽和脂肪酸

です。

飽和脂肪酸の摂りすぎは、血中LDLコレステロールを高める方向に働くことが知られています。

では、普段の食生活で何を確認すればよいのでしょうか。


LDLが高い人がまず見直したい5つの食生活

① 肉は「食べる・食べない」ではなく部位を見る

肉はたんぱく質などを摂ることができる食品です。

そのため、

「LDLが高いから肉は禁止」

と考える必要はありません。

ただし、

  • バラ肉
  • 脂身の多い肉
  • 鶏皮
  • ベーコン
  • ソーセージ

などが頻繁に食卓に並んでいる場合は、一度見直してみましょう。

例えば、

脂身の多い肉 → 赤身の多い肉

鶏肉 → 皮を外して食べる

など、ちょっとした選び方でも変えられます。

「肉が悪い」ではなく、種類・部位・量・頻度を見ることがポイントです。


② バター・生クリーム・菓子類も確認する

「お肉はそんなに食べていないのにLDLが高い」

という方に確認していただきたいのが、普段のお菓子やパンです。

例えば、

  • バター
  • 生クリームを多く使った洋菓子
  • 菓子パン
  • アイスクリーム
  • 一部の加工食品

などです。

朝は菓子パン。

午後になるとお菓子。

夕食後にもデザート。

一つ一つは少量でも、毎日の習慣として積み重なっているものはないでしょうか。

健康診断をきっかけに、一度1週間程度の食生活を書き出してみるのもおすすめです。


③ 「卵だけ」を悪者にしない

「コレステロールが高かったから卵をやめました」

という話もよく聞きます。

確かに卵黄にはコレステロールが含まれています。

しかし、血中LDLコレステロールを考えるときには、卵だけを見るのではなく、飽和脂肪酸を含めた食事全体を見ることが重要です。

卵をやめた一方で、

菓子パン、脂身の多い肉、洋菓子などを頻繁に食べていたら、食生活全体を見直したことにはなりません。

「この食品さえやめれば大丈夫」ではなく、食事全体を見る。

これはLDLコレステロールを考えるうえで、とても大切な考え方です。


④ 「減らす」だけではなく食物繊維を増やす

LDLが高いと言われると、

「何を食べない方がいいですか?」

という発想になりがちです。

しかし、もう一つ考えてほしいのが、

「何が足りていないだろう?」

という視点です。

特に注目したいのが食物繊維です。

食物繊維は、

  • 野菜
  • 海藻
  • きのこ
  • 豆類
  • 大豆製品
  • 果物
  • 穀類

などから摂ることができます。

例えば朝食が、

パン+コーヒーだけ

なら、

パン+卵+野菜+スープ

にする。

白米を、

麦ごはんや雑穀を取り入れたご飯

にしてみる。

夕食に、

海藻・きのこ・豆類を使った副菜

を一品追加する。

完璧な食事を目指す必要はありません。

今の食事から一つ足す。

この考え方の方が続けやすい方も多いと思います。


⑤ 肉ばかりになっているなら魚も取り入れる

脂質はすべて悪いわけではありません。

魚、特に青魚などにはEPAやDHAといったn-3系脂肪酸が含まれています。

「LDLが高いから脂質を全部減らす」

のではなく、

普段どのような食品から脂質を摂っているのか

を確認してみましょう。

例えば、

月:肉
火:肉
水:肉
木:肉
金:肉

となっているなら、

週の何日かを魚料理に変えてみる。

大豆製品も取り入れる。

このように、肉・魚・大豆製品などを組み合わせていくことが現実的です。


「LDLを下げる食べ物」を探し続けていませんか?

インターネットでは、

「LDLを下げる食べ物」

「悪玉コレステロールに良い食品」

といった情報をたくさん見つけることができます。

もちろん、食品について知ることは悪いことではありません。

しかし、

一つの食品を追加すれば、それまでの食生活を帳消しにできるわけではありません。

例えば、

朝:菓子パン+甘い飲み物
昼:麺類だけ
間食:洋菓子
夜:脂身の多い肉+お酒

という食生活に、

「納豆を一つ追加したから大丈夫」

とは考えにくいですよね。

だからこそ、

「LDLに何を食べればいい?」

から一歩進んで、

「私は普段、何を食べ続けている?」

を振り返ってみてください。


LDLだけでなく「中性脂肪・HDL・血糖値」も見てみよう

血液検査を見るときも、一つの数値だけで身体全体を判断しないことが大切です。

LDLコレステロールと一緒に、

  • HDLコレステロール
  • 中性脂肪
  • 血糖値
  • HbA1c
  • AST
  • ALT
  • γ-GTP

なども確認してみましょう。

例えば中性脂肪が高い場合には、脂質だけではなく、食べすぎ、甘い飲み物、アルコール、体重なども関係している場合があります。

だからこそ血液検査は、

「悪い数字を探すもの」

だけではなく、

これまでの生活を振り返るための一つの材料

として活用することが大切だと考えています。

血液検査の結果、見て終わりになっていませんか?栄養・生活習慣を見直すヒントに


「何を食べるか」だけで終わらせない

ここからは、はればれ鍼灸整骨院が栄養を考えるうえで大切にしている考え方です。

栄養というと、

「何を食べるか」

ばかりに注目しがちです。

しかし、食べたものは、

摂る

消化する

吸収する

身体の中で利用する

日々の活動や回復につなげる

という流れの中で使われていきます。

そのため私たちは、栄養を考えるときも、食べ物だけを切り離すのではなく、

食事・睡眠・運動・ストレス・身体の状態

などを一緒に振り返ることを大切にしています。

栄養は「摂る」だけではない!内臓整体×栄養で考える「栄養を活かせる身体づくり」


食事に気をつけているのに、何を変えればいいか分からない方へ

健康診断で数値を指摘され、

「野菜も食べている」

「揚げ物もそんなに食べない」

「お酒もそれほど飲まない」

それでも、

「じゃあ私は何を変えればいいの?」

と迷ってしまう方もいらっしゃいます。

そういうときこそ、一つの食品だけではなく、

普段の食事内容
食物繊維
たんぱく質
脂質の種類
食事時間
睡眠
運動習慣

などを一度整理してみることが大切です。

はればれ鍼灸整骨院でも、必要な方には、血液検査の結果なども参考にしながら、普段の栄養や生活習慣を一緒に振り返るサポートを行っています。

※血液検査の診断や治療を行うものではありません。異常値については医療機関での評価を優先してください。


栄養だけではなく「身体」から考えることも

そして、もう一つ私たちが大切にしているのが、

身体の状態を見ることです。

例えば、

  • 姿勢
  • 呼吸
  • 肋骨の動き
  • 横隔膜周辺の動き
  • 腹部の緊張
  • 骨盤や背中の動き
  • 全身の緊張

などです。

当院では、必要に応じてこうした身体の状態を確認し、整体や鍼灸などを組み合わせながら、身体全体をみていきます。

その選択肢の一つとして、内臓整体という身体へのアプローチも行っています。

ただし、ここは誤解していただきたくないところです。

内臓整体でLDLコレステロールが下がる

内臓整体によって肝機能が改善する

内臓整体をすれば栄養の吸収率が上がる

といったことをお伝えしているわけではありません。

LDLコレステロール高値については、必要に応じて医療機関で適切な評価を受けることが基本です。

そのうえで、

栄養だけを見る。
身体だけを見る。

ではなく、

食事×睡眠×運動×身体

を一つにつなげて、これからの健康づくりを考える。

これが、はればれ鍼灸整骨院が大切にしている考え方です。


LDLが高かったら、まずこの5つをチェック

健康診断の結果を手元に置いて、一度確認してみてください。

□ 肉の脂身や加工肉が多くなっていないか

□ 菓子パン・洋菓子などが習慣化していないか

□ 野菜・海藻・きのこ・豆類が少なくないか

□ 魚を食べる機会が少なくなっていないか

□ 運動・体重・睡眠など、食事以外の生活習慣はどうか

全部を一度に変える必要はありません。

まずは、

「これなら変えられそう」

というものを一つ選んでみてください。


LDLが高いとき、食事だけで様子を見ない方がよい場合もあります

LDLコレステロールが高くなる理由は、食生活だけではありません。

遺伝的な要因や他の疾患などが関係することもあります。

特に、

  • LDLコレステロールがかなり高い
  • 若い頃から高値を指摘されている
  • 家族にもコレステロールが非常に高い方がいる
  • 家族に若い年齢で心筋梗塞などを経験した方がいる
  • 糖尿病・高血圧・慢性腎臓病などがある
  • 心筋梗塞や狭心症などの治療歴がある

といった場合は、食事だけで何とかしようとせず、医療機関へ相談してください。


まとめ|LDLをきっかけに「これからの健康」を考えてみませんか?

健康診断で、

「LDLコレステロールが高い」

と言われると、不安になるかもしれません。

しかし、その結果を、

「悪い数字が出た」

だけで終わらせるのではなく、

これまでの食事や生活習慣を振り返るきっかけ

にしてみてはいかがでしょうか。

まずは、

① 飽和脂肪酸の多い食品が続いていないか

② 食物繊維が不足していないか

③ 魚・大豆製品なども取り入れているか

④ LDL以外の血液検査も確認しているか

⑤ 運動・睡眠・体重なども含めて生活全体を見ているか

を確認してみましょう。

そして、

「健康診断の結果を見ても、何から変えればいいか分からない」

「食事には気をつけているつもりだけど、一度整理してみたい」

「これから先の健康のために、栄養だけでなく身体全体を見直したい」

という方もいらっしゃると思います。

はればれ鍼灸整骨院では、栄養・腸内環境・睡眠・運動・姿勢や身体の状態などを一つにつなげながら、日々の健康づくりを考えることを大切にしています。

必要な医療は医療機関で。

そのうえで、毎日の食事や生活習慣、身体づくりについて、

「自分は何から変えればいいんだろう?」

と感じたときには、お気軽にご相談ください。

当院の食事・栄養に関してのメニュー

あわせて読みたい記事

血液検査の結果、見て終わりになっていませんか?栄養・生活習慣を見直すヒントに
栄養は「摂る」だけではない!内臓整体×栄養で考える「栄養を活かせる身体づくり」

料金・アクセス 
【初回限定|体験トライアル】
食事・栄養をさらに根本的に改善、再発防止、予防をご希望の方は、ゴムハンマー整体羽田野式ハイボルト羽田野式EMSパーソナルトレーニングちょいトレダイエットメンタルケア栄養アドバイスなどの様々な健康に関するオリジナルなワンストップサービスがございます。
※交通事故でお困りの方はコチラ
※当院で働いてみたい方はコチラ