【施術報告 ぎっくり腰】施術例17 狭い場所で体が冷え起きたぎっくり腰
2023年04月28日
【施術報告 ぎっくり腰】施術例17 狭い場所で体が冷え起きたぎっくり腰
40代女性 /会社員/松江在住
・症状
左腰部全動作強い痛み、歩行困難
・経過と施術内容
キャンプに行き雨のためテントの中の狭い空間で体が冷え翌日夜から左腰に痛みが出た。不調のままデスクワークを行ったところ午後立ち上がれないほどの痛みになってしまい来院。来院時歩行困難、姿勢維持も困難であった。左横向きの姿勢でハイボルトを行い痛みのコントロールをし、左腸腰筋に鍼パルス治療、股関節AKS療法、腰から下腿にかけて整体を行い座る姿勢や生活指導を行い初回の治療を終了した。翌日、前回の治療後痛みが落ち着き仕事に戻れたが朝になり痛みが戻ってきてしまった。歩行や姿勢の維持が出来ているため治療後の経過は順調だと判断し前日と同様に治療を進めた。仕事の都合により安静にすることが困難なため不安感や軽度の痛みを繰り返したが第8診の時点で痛みや不安感がなくなり日常生活で気になることもなくなったので治療終了とした。
・考察
歩行困難なほどの痛みであったがハイボルト治療を行い痛みのコントロールをすることや鍼治療での適切な刺激量を与えることで当日から仕事に復帰できたと考えられる。多忙の為安静にすることが出来なかったが患者さまの生活背景を捉え、初回治療時に姿勢や生活指導を行うことで治療の効果を維持、早期回復に繋げることが出来たと考える。
・使用した主な技・ツボ
鍼治療(志室、腰硬結部、玉天、玉人、)パルス治療
ハイボルト、超音波、AKS療法
ぎっくり腰の痛みの日頃のケアは?
ぎっくり腰は急に発症してしまいますが、それでも普段から腰の血流を良くし、冷やさないことが予防になります。ぎっくり腰が発症した際には、あまり無理をせず腰にも刺激を加えずに安静にし、落ち着いてきたら徐々に運動を行っていくと良いでしょう。
また重要ポイントは日ごろの腰痛を放置していると負担が溜まって発症しやすくなるので、ストレッチやゴムハンマーなどで体を柔らかくするのを忘れずにしてくださいね。
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