赤ちゃんの頭の形と抱っこの関係|いつも同じ向きになっていませんか?【船堀】
2026年09月7日

「いつも同じ腕で抱っこしている」こと、ありませんか?
「赤ちゃんの頭の形が左右で違う気がする」
「いつも右ばかり向いている」
「絶壁や斜頭にならないか心配」
赤ちゃんの頭の形が気になり始めると、寝ているときの向きに目が行きやすいと思います。
でも、赤ちゃんが同じ姿勢で過ごすのは、寝ている時間だけではありません。
抱っこや授乳のときはどうでしょうか?
気がつくと、いつも同じ腕で抱っこしている。
授乳するときの姿勢が決まっている。
抱っこすると、いつも同じ方向を向いている。
こうしたことは決して珍しくありません。
もちろん、
「同じ向きで抱っこしているから頭の形が悪くなる」
と単純に決めつけることはできません。
ただ、赤ちゃんが日常生活の中でどちらを向いて過ごしている時間が長いのかを考えるとき、寝る姿勢だけではなく、抱っこや授乳の姿勢も確認しておきたいポイントの一つです。
赤ちゃんの頭の形は「寝る向き」だけの問題ではありません
赤ちゃんの頭は成長途中にあり、特に乳児期は頭蓋骨がやわらかいため、同じ部分に圧がかかる時間が長くなると、後頭部の平坦化や左右差につながることがあります。
こうした位置による頭の形の変化は、**位置的頭蓋変形(位置的斜頭・短頭など)**と呼ばれます。
また、いつも同じ方向を向きやすい赤ちゃんでは、斜頸など首の動かしにくさが関係している場合もあります。
つまり、
「頭の形が気になる=頭だけを見ればいい」
とは限りません。
どちらを向きやすいのか。
左右どちらにも首を動かせるのか。
抱っこではどうなのか。
授乳ではどうなのか。
起きている時間をどんな姿勢で過ごしているのか。
赤ちゃんの1日全体の身体の使い方を見ていくことが大切です。
なぜ、いつも同じ向きで抱っこしてしまうのでしょうか?
実は、抱っこする大人にも「得意な側」があります。
右利き・左利きだけではなく、
「左腕で支えた方が安定する」
「この向きの方が授乳しやすい」
「抱っこしながら反対の手で家事をしたい」
など、毎日の生活の中で自然に抱き方が決まっていくことがあります。
それ自体が悪いわけではありません。
毎日何度も行うことなので、いつの間にか同じ姿勢が繰り返されやすい、ということです。
だからこそ、
「うちはどちら側で抱っこすることが多いかな?」
と、一度観察してみることをおすすめします。
抱っこの向きを変えると嫌がる場合は?
ここは特に確認してほしいところです。
左右を入れ替えて抱っこしてみたとき、
「反対側だと落ち着かない」
「いつもの方向に顔を戻してしまう」
「片側には向くけれど、反対には向きにくそう」
ということがあります。
その場合、
単なる「赤ちゃんの好み」だけとは限りません。
首の動く範囲や筋肉の状態などが関係して、一方向を向きやすくなっている場合もあります。斜頸がある赤ちゃんでは位置的な頭の変形を伴うことも知られています。
そのため、
無理やり反対方向へ顔を向け続けるのではなく、「なぜこちらを向きにくいのだろう?」という視点で観察することが大切です。
首の動きに明らかな左右差がある場合は、小児科などの医療機関で相談してください。
授乳するときの姿勢も確認してみましょう
授乳も、赤ちゃんが毎日繰り返す姿勢の一つです。
母乳の場合は左右を入れ替える機会がありますが、哺乳瓶の場合、
「いつも同じ腕で抱いて飲ませている」
ということもあるでしょう。
ここでも大切なのは、
「左右均等にしなければいけない」と神経質になりすぎないこと。
育児は毎日のことです。
完璧を目指す必要はありません。
まずは、
「いつも同じになっていないかな?」
と気づくだけでも十分です。
AAPの保護者向け情報でも、位置的な頭の変形への対策の一つとして、赤ちゃんを抱く腕や授乳時の腕を左右で交互にすることが紹介されています。
おうちで確認したい「抱っこ×頭の形」5つのポイント
赤ちゃんを抱っこするとき、次の5つを一度確認してみてください。
① いつも同じ腕で抱っこしていないか
無意識に右・左のどちらかに偏っていないか振り返ってみましょう。
② 抱っこしたとき、いつも同じ方向を向いていないか
抱く側を変えても、顔だけ同じ方向へ戻してしまわないか確認します。
③ 左右どちらにも自然に顔を向けられるか
無理に動かすのではなく、普段の様子を観察してみましょう。
④ 授乳の姿勢が毎回同じになっていないか
特に哺乳瓶の場合は、抱く腕が固定されていないか確認してみましょう。
⑤ 寝ているときにも同じ方向ばかり向いていないか
抱っこのときだけではなく、睡眠時にも同じ側ばかり向いているなら、首の動きも含めて一度確認してもらうとよいでしょう。
「頭の形が心配だから、うつぶせ寝」はしないでください
ここは非常に重要です。
後頭部への圧を減らしたいからといって、
睡眠中に赤ちゃんをうつぶせにすることはおすすめできません。
健康な乳児の睡眠は仰向けが基本です。頭の形が気になる場合でも、安全な睡眠を優先してください。
うつぶせ姿勢を取り入れる場合は、
赤ちゃんが起きているときに、大人が見守りながら行う「タミータイム」
として行います。
AAPも、睡眠は仰向けを維持しながら、起きていて見守りができる時間にタミータイムを取り入れることを推奨しています。
→ 赤ちゃんの頭の形とタミータイム
頭の形だけではなく「首の動き」も大切です
私たちはればれ鍼灸整骨院が、赤ちゃんの頭の形について相談を受ける際に大切にしているのが、
「頭だけを見ない」
ということです。
頭の左右差だけではなく、
首を左右へ動かしやすいか。
いつも同じ方向を向いていないか。
抱っこのときはどうか。
授乳ではどうか。
背中や身体をどのように使っているか。
日中どんな姿勢で過ごしているか。
こうしたことも確認していきます。
「頭の形を直接変える」という考え方ではなく、赤ちゃんがどのように身体を使っているのかを確認するという視点を大切にしています。
こんな場合は、まず医療機関へ相談してください
赤ちゃんの頭の形には、位置による変形だけではなく、まれに**頭蓋骨縫合早期癒合症(頭蓋縫合早期癒合症)**など、医学的な評価が必要な状態もあります。
また、斜頸など首の問題が頭の左右差と関連している場合もあります。AAPは、頭の形が位置によるものなのか、より専門的な評価が必要な状態なのかを小児科医が判断することの重要性を示しています。
特に、
- 生まれたときから頭の形に強い変形がある
- 左右差がかなり目立つ
- 月齢とともに変形が強くなっている
- 首が一方向へほとんど向かない
- 首の傾きが強い
- 頭の形について保護者の方が強く心配している
といった場合には、自己判断で長く様子を見るのではなく、小児科などの医療機関へ早めに相談してください。
位置的斜頭については、体位変換だけでなく、特に斜頸などを伴うケースでは理学療法が選択肢になることもガイドラインで示されています。
江戸川区船堀で赤ちゃんの頭の形・向き癖が気になる方へ
赤ちゃんの頭の形が気になったとき、
「枕を変えればいいのかな?」
「寝る向きを変えればいいのかな?」
と、頭だけに目が向いてしまうことがあります。
でも、赤ちゃんの生活は睡眠だけではありません。
抱っこ・授乳・遊んでいる時間・首の動き・日中の姿勢。
1日の中には、いろいろな身体の使い方があります。
だから私たちは、
頭の形だけを見るのではなく、その赤ちゃんが普段どのように身体を使っているのかを見ること
を大切にしています。
そして、医学的な評価が必要だと考えられる場合には、医療機関への相談をおすすめします。
「いつも同じ方向を向いている」
「抱っこの向きを変えると嫌がる」
「後頭部の左右差が気になる」
「絶壁になってきたように感じる」
そんなときは、一人で悩まずご相談ください。
江戸川区船堀のはればれ鍼灸整骨院では、赤ちゃんの頭の形や向き癖について、頭だけではなく首の動きや普段の身体の使い方まで含めて確認しています。
赤ちゃんの頭の形、「このままで大丈夫かな?」と悩んでいませんか?
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