たんぱく質、足りていますか?身体づくりに欠かせない理由|船堀
2026年09月7日

「疲れやすくなった気がする」
「運動しているのに、なかなか身体が変わらない」
「食事には気をつけているつもりだけれど、これでいいのかな?」
そんな方に一度振り返っていただきたい栄養素の一つが、たんぱく質です。
「たんぱく質=筋トレをする人が摂るもの」
と思っていませんか?
実は、それだけではありません。
筋肉はもちろん、皮膚や髪、臓器など、私たちの身体を構成するさまざまな部分にたんぱく質が使われています。酵素や抗体などの材料にもなる、生命維持に欠かせない栄養素です。
だから私たちはればれ鍼灸整骨院では、身体について考えるとき、
「どこが痛いのか」だけでなく、「その身体を毎日何からつくっているのか」
という視点も大切にしています。
「身体を整える」なら、身体をつくる材料にも目を向けたい
肩がつらい。
腰がつらい。
疲れが取れない。
身体を動かす習慣をつけたい。
こうした悩みがあると、どうしても「どんな施術を受けるか」「どんなストレッチをするか」に意識が向きます。
もちろん、それも大切です。
しかし身体は、施術を受けている時間だけでつくられているわけではありません。
食べる・動く・休む・眠る。
毎日の積み重ねによって身体は維持されています。
だからこそ私たちは、
施術+栄養+運動+睡眠
を別々に考えるのではなく、一つの身体づくりとして考えていくことが大切だと思っています。
そもそも、たんぱく質とは?
たんぱく質は、炭水化物・脂質と並ぶエネルギー産生栄養素の一つです。
食事から摂ったたんぱく質は消化され、アミノ酸などとして吸収され、身体の中で利用されます。
そして、
筋肉
臓器
皮膚
毛髪
など身体を構成する成分だけでなく、酵素や抗体などにも関係しています。
つまり、
たんぱく質は「筋肉のためだけの栄養素」ではなく、身体づくりの基本材料の一つ
なのです。
こんな食生活になっていませんか?
たんぱく質不足を症状だけで自己診断することはできません。
ただし、普段の食生活を振り返ることはできます。
例えば、
朝:コーヒーとパンだけ
昼:おにぎりや麺だけ
夜:野菜中心で肉や魚は少しだけ
こんな食生活が続いていないでしょうか。
「3食きちんと食べています」
という方でも、中身を見てみると主食中心になり、たんぱく質を含む食品が少ないことがあります。
特に、
朝食を抜くことが多い方、
ダイエットで食事量そのものを減らしている方、
忙しくて食事を簡単に済ませている方、
高齢になって食事量が減ってきた方などは、一度食事内容を確認してみる価値があります。
高齢者について厚生労働省も、筋肉量を維持するためにたんぱく質摂取が重要であり、肉・乳製品・魚介類・大豆製品などを挙げています。
たんぱく質は「何g摂ればいい?」
ここは多くの方が知りたいところでしょう。
厚生労働省の**「日本人の食事摂取基準(2025年版)」**では、年齢・性別などに応じて、たんぱく質の推定平均必要量、推奨量、目標量が設定されています。
ただ、
「全員が1日○g摂ればいい」
とは考えない方がよいでしょう。
年齢、性別、体格、食事全体、身体活動量、健康状態などによって考え方が変わるからです。
さらに重要なのは、
たんぱく質だけ増やせば身体が良くなるわけではない
ということ。
厚生労働省も、総たんぱく質摂取量が多いほど筋肉量が直線的に増えるわけではなく、身体活動量に応じた摂取が重要としています。
「多ければ多いほどいい」ではありません。
プロテインを飲めば解決する?
これもよくある疑問です。
プロテインは日本語にすると「たんぱく質」です。
そのため、食事だけでは必要量を摂りにくい場合などに、補助的に利用するという考え方はあります。
しかし、
「たんぱく質が大事=全員プロテインを飲みましょう」
ではありません。
まず確認してほしいのは、普段の食事です。
肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など、たんぱく質を含む食品をどの程度食べているでしょうか。
サプリメントやプロテインから考えるより、
まず普段の食事を確認する。
はればれでは、この順番を大切にしています。
「肉をたくさん食べればいい」でもありません
たんぱく質の話をすると、
「では、肉を増やせばいいですか?」
となりがちです。
でも、これも少し違います。
肉だけに偏らず、
魚
卵
大豆・豆腐・納豆
牛乳・ヨーグルトなどの乳製品
といった食品も選択肢になります。
毎食まったく同じものを食べるのではなく、さまざまな食品を組み合わせることが、食事全体を整えるうえで大切です。
そして、主食や野菜などを含めた食事全体のバランスも忘れてはいけません。
朝食にたんぱく質がほとんどない人は意外と多い
私はここを一度確認してほしいと思っています。
例えば、
トースト+コーヒー
だけだった朝食を、
トースト+卵+ヨーグルト
にしてみる。
あるいは、
ご飯+納豆+卵+みそ汁
にする。
特別な健康食品を買わなくても、普段の食事に一品加えるだけで変えられることがあります。
「健康のために何か特別なものを摂らなければ」
と考える前に、
毎日の普通の食事に、身体の材料が入っているか。
ここから確認してみてください。
たんぱく質と運動は「どちらか」ではありません
「たんぱく質を摂れば筋肉がつく」
というわけでもありません。
身体づくりには、栄養とともに身体を動かすことも重要です。
厚生労働省は、立つ・歩く・姿勢を維持するといった日常動作に、大腿四頭筋、大臀筋、腹筋群、背筋群などが重要であり、継続的なトレーニングや活動的な生活を勧めています。
特に年齢を重ねるほど、
食べるだけでもなく、運動するだけでもない。
栄養と身体活動の両方を見ることが重要になってきます。
「疲れやすい=たんぱく質不足」と決めつけないでください
ここは治療院として非常に大切にしたい部分です。
「疲れが取れない」
「筋力が落ちた」
「最近なんとなく調子が悪い」
こうした症状があったとしても、
たんぱく質不足が原因とは限りません。
睡眠不足、貧血、甲状腺疾患、感染症、心臓や腎臓の病気、精神的なストレスなど、さまざまな可能性があります。
食事を改善しても強い疲労感が続く、急激に体重が減った、息切れやむくみなどがある場合には、栄養だけで解決しようとせず、医療機関へ相談してください。
腎臓の病気がある方は自己判断で増やさないでください
「たんぱく質は身体にいいから、たくさん摂ろう」
と考えるのも注意が必要です。
特に慢性腎臓病(CKD)などで治療を受けている方では、病状によってたんぱく質摂取量を調整することがあります。
日本腎臓学会も、中等度から重度のCKDでは、たんぱく質制限食が食事療法として推奨される場合があるとしています。
腎機能について指摘されている方は、プロテインや高たんぱく食を自己判断で始めず、主治医や管理栄養士に相談してください。
はればれが栄養について発信する理由
「整骨院なのに、なぜ栄養の話をするの?」
と思われる方もいるかもしれません。
私たちが目指しているのは、
痛いところだけを見ることではなく、その方ができるだけ長く健康に生活できる身体づくりをサポートすることです。
施術だけを受ければ、食事も睡眠も運動も何も考えなくていい。
私はそうは思っていません。
反対に、
食事だけ完璧にすれば身体の悩みがすべて解決する、とも思っていません。
だから、
鍼灸・整体
栄養
睡眠
運動
日々の生活習慣
を一つの身体として考えていきます。
「何を食べるか」だけでなく、その人全体を見る
同じ「疲れやすい」という悩みでも、
睡眠時間が極端に短い人と、
運動不足の人と、
食事量そのものが少ない人とでは、
見直すポイントは違います。
だから私たちは、
「たんぱく質を摂ってください」で終わらせたくありません。
普段何を食べているのか。
眠れているのか。
身体を動かしているのか。
痛みのために活動量が落ちていないか。
日々どんな生活を送っているのか。
身体の状態と生活背景を一緒に考えることを大切にしています。
これは、はればれ鍼灸整骨院が栄養を学び、発信している大きな理由の一つです。
今日からできる「たんぱく質チェック」
難しい計算をする前に、まず今日1日の食事を振り返ってみてください。
朝・昼・夜、それぞれに「肉・魚・卵・大豆製品・乳製品など」が入っていますか?
朝がパンだけなら、卵やヨーグルトを。
昼がおにぎりだけなら、卵や魚・大豆製品などを使った副菜を。
夜も野菜だけで終わらせず、その方の状態に合った主菜を。
いきなり100点を目指す必要はありません。
「今の食事に何が足りないだろう?」
と気づくところから始めてみましょう。
まとめ|身体を整えるなら「身体の材料」にも目を向けよう
たんぱく質は筋肉だけではなく、身体を構成し、生命を維持するために欠かせない栄養素です。
しかし、
たんぱく質だけを増やせば健康になるわけではありません。
身体づくりで大切なのは、
食べること
動くこと
休むこと
眠ること
そして、必要に応じて医療機関で身体の状態を確認すること。
はればれ鍼灸整骨院では、痛みのある場所だけではなく、栄養・睡眠・運動・生活習慣まで含めて、**「これからの身体をどうつくっていくか」**という視点を大切にしています。
「身体の不調を繰り返している」
「疲れやすく、生活習慣も一度見直したい」
「運動や栄養も含めて身体づくりを考えたい」
そんな方は、江戸川区船堀のはればれ鍼灸整骨院までご相談ください。
施術を受けるだけで終わらない。
一生の健康を守るための身体づくりを、一緒に考えていきましょう。
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