【施術報告 背中の痛み】施術例12 寝違えにより負傷した頸部から背部にかけての痛み
2021年03月30日
施術例12 寝違えにより負傷した頸部から背部にかけての痛み
40代女性 / 主婦 / 江戸川区松江在住
・来院
2019年6月
・症状
左手をついた際に頸部から左肩甲骨内側に鈍痛、親指・人差し指にシビレがある
![](https://harebare-seikotsuin.net/wp/wp-content/uploads/2021/03/haibu02.png)
・経過と施術内容
頸部から左肩甲骨内側にかけて重だるい鈍痛と、
親指人差し指にシビレががあるとの事で来院された。
元々肩こりがあり普段からも強めのリラクゼーションマッサージを、
受けに行くことが多いということであった。
初診時にはRPによるツボ治療と鍼治療により、内部の筋肉を緩めるようにしたところ、
症状が軽減したとの事。
しかし第2診時には前回治療後帰宅してから少し症状が重くなり、
数日してから回復したとの事だった。
体質的に反応が強く出やすいが、安定していくので心配する事は無い旨を説明したところ、
安心して納得して頂いた。
2診目は手技による施術でバランスを整え、3診目には痛みはほぼ消失し、
シビレも軽減しているので、RPによる施術とセルフケアで温める事による血流改善を促し、
継続加療中。
・考察
こちらの患者様は寝違えで首や背中を痛めているが、それよりも注目するポイントは普段から、
強力なマッサージや手技を受けているため、
筋肉がそれに伴って過緊張状態に陥ってしまっている事である。
マッサージは筋緊張を緩める適切な手段であるが、過剰な圧を加え続けると、
防御反応的に筋緊張が高まってしまうので、
それ以上にマッサージの圧を高めるようになってしまう。
そのようなケースを避けるために、鍼やRPを使用する事で身体に防御反応を出させる事なく、
深部の筋肉を緩めることができるので、いつも強いマッサージでないと緩まないという方は、
この機会に是非様々な手技を試して頂きたい。
・使用した主な技
RP、鍼治療(肩井、膏肓、肩外兪他)
547