【施術報告 背中の痛み】施術例23 肩甲骨の歪みによる背部痛
2021年03月30日
施術例23 肩甲骨の歪みによる背部痛
30代男性 / SE / 松江在住
・来院
2020年1月
・症状
左頸部から背部にかけての朝起床時の痛み
・経過と施術内容
来院2週間ほど前に寝違えて負傷。
自宅にて安静にしていたが、痛みが治まらない為当院に来院された。
診察すると左側の肩甲骨が上がり、右側の肩甲骨は下がっており、胸椎が左側に歪んでいた。
当然肩甲骨の動きは悪く、肩関節の動きも制限されている状態だったので、
初診時には首肩の矯正を提案し、肩甲骨のバランスを整えたところ痛みは半分まで下がった。
第2診では痛みはだいぶマシにはなったが、朝起床時の痛みはまだ残存していた為、
RPによるツボ治療を加えて調整した結果、さらにまた半分ほど痛みが軽減した。
仕事がデスクワークで日常生活でも疲労が溜まりやすいので、
ゴムハンマーによるセルフケアを勧め、現在継続加療中。
・考察
背中の痛みや肩の痛み、はては首の痛みに関しても、肩甲骨は重要なポイントである。
肩甲骨は多くの筋肉が付着する骨であり、背中や肩の痛みがある患者様の肩甲骨は隙間が無く、
その部分の筋肉の動きも制限されるので血流が悪くなる。
その為肩矯正を行なった後は患者様自身でも肩甲骨回し等、
普段使えていない筋肉を動かす運動をして頂きたい。
・使用した主な技
首・肩矯正、RP(地五会、大椎、腕骨、合谷、陽池、束骨、京骨)
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