【施術報告 腰痛】施術例14 交通事故の後遺症による腰背部痛と骨盤の歪み
2021年03月29日
施術例14 交通事故の後遺症による腰背部痛と骨盤の歪み
20代女性 / 主婦 / 松江在住
・症状
左の腰背部の鈍痛と骨盤の歪み、左膝の伸展制限
・経過と施術内容
来院2日前に引越中に重たい荷物を何度も持ち上げてから、左の肩甲骨内側から腰部にかけて、
ズーンとした重たい痛みがあるとのこと。
また左膝も伸ばしにくくなっている。
さらに10年以上前に交通事故にあっており、その後遺症で体の左側が調子が悪い事が多く、
体の歪みについても自覚があるということであった。
初診時にはRPによるツボ治療と骨盤矯正を行い、
全体的な筋緊張緩和と背骨の土台の安定を図った。
第2診には背部の調子はだいぶ良くなっているが、膝の調子は相変わらずということであった。
第5診には背中をぶつけて怪我をしてしまった為、
腰背部の手技は避けRPによるアプローチを中心とした。
その後同様の施術を続けていたところ、第9診には腰背部、膝共に症状はかなり軽減していた。
しかし第10診の2日前にヒールを履いた際に、左母趾に痺れが出たということだったので、
RPにてなぞりを加えた施術を続けると、第13診には痺れも完全に消失した。
第14診で主訴が消失した為、施術を終了とした。
・考察
こちらのケースでは引越し作業が痛みの誘発につながっているが、
それ以上に根本原因として考えられるのは、やはり10年以上前の交通事故であろう。
10年以上前といっても現在も左右の不調や体の歪みを自覚している為、
交通事故後の治療が不十分だと数年越しで後遺症に悩まされてしまうのだ。
交通事故の衝撃は強く、体も大きく歪んでしまうので、
矯正を加えしっかりと体を整えていく必要がある。
・使用した主な技
骨盤矯正、RP(筋打ち・なぞり)
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