【施術報告 顔面部】施術例1 顔面神経麻痺に対する鍼治療

2021年08月27日

【施術報告 顔面部】施術例1 顔面神経麻痺に対する鍼治療

30代女性 / 主婦 / 船堀在住
・症状

左顔面神経麻痺

・経過と施術内容

当院来院の一月前に首肩に痛みが生じ、近所でマッサージを受けたが、
さほど良くならず、翌日に顔面神経麻痺を発症した。
病院で診てもらったところベル麻痺との診断を下され、口角は上がらず、
閉眼も額のしわ寄せもしづらいという状態であった。
薬の効果で麻痺症状は少し改善したが、首肩には相変わらず痛みは残存していたため、
当院に来院。
初診時は首肩の筋緊張を手技で緩め、顔面神経麻痺に対する鍼治療を行ったところ、
口角は上がりやすくなり、閉眼、しわ寄せともに改善がみられた。
第2診では顔面神経麻痺はほとんど気にならなくなったが、
服用している薬の副作用のせいか、胃痛があるとの事であったので、
前回同様顔面部の鍼治療と、胃痛の鍼治療を行った。
第3診では一度強めの胃痛が生じた以降は、そのような痛みは起こらなかったとの事で、
顔面部は疲労があると気になる感じがするようであった。
第4診では特に顔面部に気になる症状は出現していないとのことであった為、
様子を見て施術を終了した。

・考察

顔面神経麻痺には鍼治療が効果的である。
顔面神経の通る部位に鍼を打つことで、血液循環の改善を促すことができる。
それにより神経が活性化される為、治癒が早まるのである。
今回のケースでは発症から来院が早かったので、経過も良かったが、
発症から治療開始が伸びるほど、症状は固定化しやすいため、
なるべく早期の治療を開始していただきたい。

・使用した主な技・ツボ

鍼治療(翳風、聴会、合谷、曲池、陽白、足三里、中脘)