【施術報告 肩痛】施術例3 高いものを取ろうとした際の肩痛

2021年03月17日

施術例6 高いものを取ろうとした際の肩痛

30代女性 / 会社員 / 江戸川区宇喜田町在住
・来院
2016年9月
・症状
 
高い所にある物を取ろうとして左肩前面にピキッとした痛みが出現。
その他にも、5月中旬頃から左手にしびれと座位で右腰に痛みがあった。
なるべく安静にしていても、症状が改善されなかったので来院。
左肩関節屈曲70度付近で、三角筋前部および中部にかけて痛む。
左手のしびれは出現するタイミングは不規則だが、
長時間デスクワークを行うと出現しやすい傾向にある。
首のこりもあるようで、斜角筋部の緊張がみられた。
右腰は座位で痛みがあるが、動きでは後ろを振り向くなどの左右回旋時が辛い。
・経過と施術内容
問診時、姿勢の崩れが影響しているのではないかと考え、立位と座位での姿勢を確認。
立位、座位ともに右半身が傾いており、重心が右にかかりやすいように見受けられた。
腹臥位では骨盤が右に下がっており、脚長差があったため骨盤矯正を行うこととし、
同時に左肩と首、腰に関わる筋群のメディカル手技を試みた。
また肩と胸部のストレッチを指導した。
2回目の来院時、左肩と腰の痛みは軽減し手のしびれは消失していた。
腰には内・外腹斜筋に緊張がみられたため、
内・外腹斜筋の導引、左肩には肩回しや三角筋の導引などの施術を加えて実施。
3回目には腰の症状は改善され、左肩関節の屈曲時の痛みは軽減。
可動域も改善されていた。
体に負担をかけない姿勢づくりをするために、坐骨調整シートでの調整を開始。
その後、左肩の痛みは軽減されつつあるので、
定期的に手技や坐骨調整シートで全身のバランスを調整していく。
・考察
左肩はパソコン操作で肩関節が内転内旋位になり大胸筋が拘縮し、
左肩が前に入りやすくなり可動域が狭くなっていた。
そのため高い所の物を取ろうとした際に、三角筋が伸長され
痛みが出現したと考えられる。
長時間のデスクワークでの姿勢が悪く、骨盤のゆがみにより右側に重心がかかりやすい。
その結果右側に負担がかかりやすいため、右腰に痛みが出現したと考えられる。
また左肩が前に入っている姿勢だと、常に腰が右回旋しているような姿勢になるため、
内・外腹斜筋が緊張してしまい、回旋時の痛みがあったと言えるだろう。
左手のしびれは斜角筋の緊張により、腕神経叢が絞扼されたためだと考えられる。
緊張がみられた筋群に対する手技と活法、また普段の生活で負担がかかりにくいように
姿勢を調整する坐骨調整シートとストレッチを指導した結果、症状の改善ができた。
・使用した主な技、ツボ
内・外腹斜筋の導引、三角筋の導引