【施術報告 脚の麻痺】施術例53 術後から右脚の感覚がなく動かせない!!(一過性の阻血性麻痺)
2025年11月4日
患者情報
40代女性/会社員/一之江在住
症状
手術後から右脚が麻痺してしまった。動かすことが出来ないだけでなく、触られている感覚や温感や冷感も感じられない。手術をした病院で検査を受けて異常はなく、医師からは、「手術中の固定具による一過性の麻痺である」と言われている。

経過を施術内容
初診時の所見
各関節のMMT(徒手筋力測定)を確認した。結果は以下の通りであった。
右股関節:屈曲5 伸展5
右足関節:屈曲2 伸展1
右足趾:屈曲2 伸展1

特に「足関節の背屈」と「足趾の伸展」の麻痺が顕著であった。また、右膝から遠位は蒼白しており冷感が強い。足底は触覚も麻痺しており地面の凸凹が感知できない常状態であることが確認でした。さらに、足底の皮膚は荒れて捲れていることのも確認でした。検査の結果から推測するに、手術中に膝窩(総腓骨神経)と腓骨頭(浅腓骨神経)の2か所で緊縛が起こっていたのではないかと考えられた。病院での精密検査と初診の所見から、神経の切断や変性はなく、血流に異常はないため回復が見込めると判断し治療を行うこととした。



初診~第7診
右下肢の筋萎縮防止のためのEMS、温熱療法にて冷感温感の感覚改善、手技による触覚改善を実施した。第7診時のMMTは以下の通りであり順調な改善であった。
右膝関節 屈曲5 伸展5
右足関節 屈曲4 伸展3
右足趾 屈曲4 伸展3
しかし、足趾と足底は触覚が鈍く地面を捉えている感覚が乏しいということであった。
第8~10診
第7診後に職場復帰したが、バス乗車中は揺れなどに不安感を感じる状態あった。問題が発生したのが第10診の時で、外反母趾と内反小趾の部分が赤く腫れあがっていた。患部の感覚は乏しいため、患者様本人は痛みを感じていないため腫れにも気が付いていなかった。靴を幅広なものに変更して頂く予防することにした。
第11~20診
スポーツ活動は難しいものの日常生活は問題なく送れているため、患者様自身は順調な回復を喜ばれているが、施術者としては患者様の活動量が増えるにつれ注意が必要となった。足部の感覚はいまだ鈍い状態にあるため、何らかの怪我をしても患者様自身が気づかないリスクがあった。段差や傾斜のある地面での足関節捻挫などの外傷には特に注意を払った。
第21診
ジョギングが再開できるまで回復したため約3ヵ月で治癒となった。
考察
手術中の肢位に「砕石位」というものがあります。坐骨神経麻痺や腓骨神経麻痺が起こりやすいだけでなく、脈管系も圧迫され一過性の阻血症状が起こることもあるようです。本症例では浅腓骨神経支配の筋の麻痺が特に顕著であったことから、この砕石位をとっていた時間帯に麻痺が進行したものと考えられます。整骨院で取り扱う症例としてはかなり珍しい症状でしたが、患者様の治療に対する積極的な姿勢と自宅でのセルフケアが良い治療結果につながったと感じました。

使用した技
EMS(コアレ)、ハイボルテージ療法、超音波治療、リハビリ、温熱療法、冷罨法、手技、ストレッチ
●足の症状

船堀発祥のゴムハンマー整体®︎シンスプリント(前脛骨筋のケース)の緩和
丸山式ゴムハンマー整体®︎足関節脱臼骨折治癒後のリハビリ
丸山式ゴムハンマー整体®︎足首の痛み
●足裏の症状

有痛性外脛骨の改善【船堀発祥ゴムハンマー整体®︎&ストレッチ】
●踵の痛み
船堀のはればれ当院のメニュー

足の痛み、ふくらはぎの痛みをさらに根本的に改善、再発防止、予防をご希望の方は、ゴムハンマー整体、EMS、パーソナルトレーニング、、ダイエット、メンタルケア、栄養アドバイスなどがございます。







