【施術報告 腰痛】施術例30 立ちっぱなしで痛む腰下肢痛
2021年08月17日
【施術報告 腰痛】施術例30 立ちっぱなしで痛む腰下肢痛
60代男性 / 無職 / 東小松川在住
・症状
腰部から下腿部にかけての筋緊張、歩行時痛
・経過と施術内容
10年前に腰椎のヘルニアを発症しており、立ち姿勢が長くなったり長時間歩いていると、
腰から下腿部にかけての痛みが生じるとのことで当院に来院された。
普段痛みを感じる事はほとんど無いが、ふくらはぎの張りを感じている。
初診時からRPと骨盤矯正により、筋肉を整え土台を安定させる施術を行った。
第2診では痛みは10段階中6まで減っており、立ちっぱなしの痛みも減っていた為、
前回同様の施術を行なった。
しばらく間隔が空いて、第3診では大腿部の張りと、
体を捻った際に腰が痛むような状態になっていた。
この時は骨盤矯正は行わず様子を見ることにした。
第4診では重たい物を持ち上げた事で、腰痛が出現していた為、
再度骨盤矯正を行なったところ、第5診ではだいぶ痛みが軽減していた。
第6診でもやや痛みは残存していたが、矯正は加えず通常施術を長めに行なった。
第7診では疲労感が少しある程度で、当初の主訴は特に気にならなくなっていたので、
施術を終了とした。
・考察
ヘルニアや脊柱管狭窄症によって、腰痛だけでなく下肢痛を伴うケースが多々ある。
神経の圧迫部位により、症状の出る場所は違ってくるが、
痛みのある足をほぐすだけでは、根本の解決にはならない。
神経圧迫の大元である腰部や臀部の筋緊張を緩め、
骨盤の安定を図る事で根治が目指せるのである。
・使用した主な技・ツボ
RP(承山、委中、申脈、腰腿点、ふくらはぎ筋打ち)、骨盤矯正
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