【施術報告 足痛】施術例35 本当に足首の捻挫!?(下駄骨折)
2023年11月15日
【施術報告 足痛】施術例35 本当に足首の捻挫!?(下駄骨折)
60代女性 /主婦 / 一之江在住
・症状
病院の待合室で名前を呼ばれ立ち上がった際に、左足首が履いているスリッパに引っ掛かり内返しをするようにして負傷。
・経過と施術内容
初診 受傷翌日、患者自身は足首の捻挫と認識し当院に来院。視診では外果周辺の腫脹は見られなかった。触診でも外果周辺の圧痛はなく、内返しを強制しても不安定性は認められなかった。臨床所見は、左第5中足骨周辺に腫脹があり、圧痛は左第5中足骨基部に認められた。診察の結果、左第5中足骨基部の骨折と推察。応急処置(整復・固定)を行ったのち、来院当日に提携の整形外科にレントゲン撮影を依頼した。
第2診 レントゲン撮影の結果、「左第5中足骨基部裂離骨折(下駄骨折)」との診断であった。骨折部の転位はなく安定型であるため、ギプス固定ではなくシーネ固定を施し2週間後にレントゲン撮影で骨癒合の状況を確認することとした。
第3~7診 1日おきの来院で、包帯の巻き直しと荷重なしでの足関節および足趾のリハビリ運動を実施した。
第8診 2週間経過しレントゲン撮影を実施した結果、転位もなく骨癒合は良好であったため、院内で固定を外した荷重ありのリハビリ運動を開始。来院頻度も3日に1回とした。
第9~12診 荷重ありのリハビリ運動を継続。固い地面でなければ素足で歩行できるようになった。
第13診 3回目のレントゲン撮影を実施。骨折部は完全に癒合し施術終了となった。
・考察
左第5中足骨基部裂離骨折(下駄骨折)は、足首の捻挫と誤診されやすい。骨の癒合は比較的良好であるが、見逃された場合は骨折部が膨隆してしまい靴に当たり痛みを感じるなどの後遺症が残りやすい。外観のみで捻挫と判断せず、触診を丁寧に行うことが大切である。
・使用した主な技・ツボ
超音波治療、マッサージガン、テーピング、距骨矯正
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