【肩こり改善】肩甲骨はがしストレッチ
2019年03月31日
肩甲骨はがしストレッチ
姿勢が悪い人や肩がこっている人は、背中の肩甲骨まわりがこり固まっている場合が多くあります。
肩甲骨とは、両手を背中にまわした時に出っ張る部分の骨です。
逆に言えば、この肩甲骨まわりの筋肉をほぐして柔らかくすることで、肩が軽くなってこりや痛みの改善につながります。
肩甲骨まわりの筋肉をほぐし、肩甲骨をスムーズに動くようにするストレッチが「肩甲骨はがしストレッチ」です。
まずは、あなたの肩甲骨の柔軟性をチェックしてみましょう。
左腕を背中の後ろにまわしてひじを曲げ、右の肩をめがけて伸ばします。
右腕は真上に伸ばしてからひじを曲げて、背中の後ろで左手を組むようにしてみてください。
背中の後ろで左右の手を組むことはできますか?
左右の手を入れ替えてもやってみましょう。
しっかり手が組めた人は、肩甲骨の柔軟性は合格点です!
しかし、ギリギリ手先が触れる程度の人や、全く両手が交わらない人は、肩甲骨まわりが硬くなっている状態です。
肩甲骨はがしストレッチで、肩甲骨の柔軟性をアップさせましょう。
【肩甲骨はがしストレッチ1】
1、両手を上に挙げ、ひじを開くようにしながら曲げて腕をおろし、背中を引き締める。この時しっかり肩甲骨を意識して、胸を張るように意識する。
2、10回ほど繰り返す。
【肩甲骨はがしストレッチ2】
1、腰に手の平を外側に向けた状態で添えて、両ひじを背中の後ろでくっつけるような気持ちで腕をパタパタと動かす。
2、10~20回繰り返す。
【肩甲骨はがしストレッチ3】
1、両ひじを軽く曲げて、腕が上体に付かないように少し開く。
2、ひじを曲げたまま、上体を左右にひねる。下半身が動かないように注意ながら肩甲骨を意識し、自分が気持ち良いと感じるところまでひねる。
3、10~20回繰り返す。
【肩甲骨はがしストレッチ4】
1、両腕を後ろに組み、できるだけ腕を上に上げる。
2、胸を張り、背中が丸くならないように注意しながら上体を左右にひねる。
3、10~20回繰り返す。
【肩甲骨はがしストレッチ5】
1、タオルを用意し、両腕を真上に上げて軽く広げ、両手でタオルの端をつかむ。
2、タオルが後頭部を通って首の後ろの位置までいくように、ひじをゆっくりと曲げて腕を下げていく。
3、ゆっくり腕を上げてひじを伸ばした状態に戻す。
4、10回ほど繰り返す。
全てのストレッチの前に、肩を前後に大きく5回ずつ回して準備体操をしましょう。
いくつかのストレッチを合わせて行うと、より効果的です。
毎回肩甲骨はがしストレッチを行う前と後に柔軟性をチェックしておけば、肩甲骨が柔らかくなったのを実感できると思います。
肩こりに長いこと悩んでいる人は、こり固まった肩甲骨をほぐして肩を軽くスッキリさせましょう!