【施術報告 首の痛み】施術例9 児童期の公園で首を捻って痛めた時の処置

2021年03月2日

施術例9 児童期の公園で首を捻って痛めた時の処置

女児 / 小学生 / 江戸川区西瑞江在住
・症状
頸部後屈(後ろに倒す)と側屈時(横に倒す)の動作時の痛み
・経過と施術内容
公園で遊んだ際に首を捻ってしまい負傷。特に頸部後屈にて痛みが強く、
側屈でも痛みが生じていた。身体も未成熟なため強い手技は加えず、
軽くさするような手技を中心に首肩周辺部をほぐしていったが、
取りきれない症状があったため来院4日目に針先のない
置き針を貼ったところ症状の改善が見られた。
初診から2週間後の来院6日目には症状は消失していた。
・考察
児童期は活動的でよく動くが、身体が未成熟で安定しておらず怪我も多い。
自己治癒力も高いのだが、それ以上に安静にしていられないので症状がこじれてしまうことがある。
児童といえど筋緊張はあるので、こじれる前にしっかり治していくこと。
またテーピングや刺さない針という選択肢もあるので、
その状況に適した施術の選択により、児童期の怪我を残さないことが、
将来の身体の負担を残さないことにも繋がってくる。
・使用した主な技、ツボ
軽擦法、パイオネックスzero、JRC
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