【施術報告 足痛】施術例50 レントゲンで異常がないのに…足の甲が痛くて走れません!!(第2中足骨疲労骨折)

2025年10月10日

患者情報

男子高校生/陸上部長距離選手/東小松川在住

症状

 陸上部の合宿後から右足の甲に痛みを感じるようになり走ることが出来なくなった。合宿の翌日に整形外科でレントゲン撮影したが異常は見られなかった。1週間様子をみていたが改善がみられず当院に来院した。

経過と施術内容

初診

 右足の甲は腫れており、第2中足骨に圧痛があり、つま先立ちが出来ない状態であった。合宿中は走行距離が大幅に増加していたこともあり、「疲労骨折」を疑い超音波画像診断装置で観察した。第2中足骨の圧痛部位周辺に血流が増加している像が確認できたため「疲労骨折」の可能性が極めて高いと判断し、1週間後に提携の整形外科で再レントゲン撮影をすることとした。

※1 血流が増加しているということは、骨修復が進行していること示している。

※2 痛みが発生し約2週間経過するとレントゲンで仮骨が確認できるようになるため疲労骨折が判明するケースが多いため。

第2診

 翌日の午後に来院。来院時には右足シーネで固定されていた。話を伺ったところ、家族と相談し午前中にMRIの検査を受け「第2中足骨疲労骨折」と診断され、3週間後に再検査の予定になったとのことだった。翌日から2回目の合宿が始まるが、荷重のかかる練習メニューは中止することにして骨の修復を図ることになった。

※MRIであれば、疲労骨折の早期診断が可能です。

第3診

 合宿中は、体幹トレーニングなど荷重のないメニューのみを行っていたこともあり、通常歩行での痛みはなくなっていた。しかし、患部には膨隆がみられ骨形成が完全に終了していないと判断し、ゴムチューブを使用した非荷重の右足関節の筋力訓練のみを開始した。

第4~5診

 第4診では、つま先立ちが出来るようになっており、患部の膨隆も消失していたため固定を外すことになった。再検査前日の第5診では、経過良好でMRI検査結果を待って競技復帰をする運びとなった。

第6診

 病院でのMRIの再検査では、骨癒合は終了しており陸上競技復帰となったが、練習強度は段階的に上げていくようし、違和感があれば直ちにコーチの伝えるよう説明した。1カ月後に大会を控えているため、それまでは経過を観察することとした。

第7~11診

 痛みの再発なくパフォーマンスを取り戻すことができ大会に出場することとなったが、監督やコーチと相談した結果、大事をとって今回の大会では、本来の20㎞ではなく10㎞に変更し出場した。大会翌日の第11診でも痛いや違和感はなかったため施術は終了となった。

考察

 中足骨の疲労骨折は、初期の段階ではレントゲンに写らず見逃されやすい怪我です。さらに、競技復帰の段階で再発するケースも多く、慎重な経過観察が必要になります。今回の症例では、選手自身がネットで情報を調べ、早期診断が可能なMRI検査を選択したことや監督・コーチが適切な練習メニューや復帰プログラムを組んで頂いたことが順調な回復につながったケースだと感じました。

使用した技

超音波画像診断装置、超音波治療、リハビリ、トレーニング

●足の症状

ゴムハンマー整体®️足のスネ

船堀発祥のゴムハンマー整体®︎シンスプリントの緩和

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