【施術報告 足の痛み】施術例6 スポーツ(テニス)で痛めた急性の肉ばなれ

2021年03月29日

施術例6 スポーツ(テニス)で痛めた急性の肉ばなれ

60代男性 / 会社員 / 上篠崎在住
・来院
2019年7月
・症状
右下腿部の肉ばなれによる歩行時痛
・経過と施術内容
来院日前日にテニスのプレイ中に負傷されたとの事。
当院来院前に整形外科に行ったところ肉ばなれと診断されたが、早めにスポーツに復帰したいとのことで当院に来院された。
負傷してから間が空いておらず腫れや内出血は出現していなかったが、熱感があり歩行時痛が出ている状態であった。
初診時は筋肉の修復を早める手技を加え、更なる修復効果を促すため鍼治療を行ったところ、
お帰りの際には歩行時痛が軽減していた。
翌日続けて同様の施術を行い、その後連休だった為3診目は1週間後となった。
その際には腫れと内出血が出現していたが、症状は悪化しておらず良好であった。
続けて4診目も同様の施術を行い、経過は良好なのでスポーツへの早期復帰を目指し現在も継続加療中。
・考察
肉ばなれは正式には筋挫傷(ざしょう)といい、整骨院の得意分野である。
筋肉が急激に伸ばされて負傷した状態であるが、基本的にはアイシングや固定がメインとなる。
今回のケースは自身でサポーターを所持していた為固定はそちらに任せ、施術としては筋修復を早める為の手技や、
痛みを抑えるツボを加えた鍼治療を行なっている。
また今回のような外傷は負傷初日に症状が強く出たりせず、1日〜2日経った後に熱感・腫脹・内出血といった症状が
出現するので、今回は外傷の基本的モデルのようなケースである。
・使用した主な技
RP、アクチベーター、鍼治療(右後渓、内合陽、委中、内承山他)
6304