[船堀で関節リウマチでお悩みの方へ]
2022年10月20日
関節リウマチとは?
全身性の炎症性疾患で原因は不明です。50代くらいまでは女性に多い傾向にありますが、高齢になるほど男女差はなくなります。主な症状は、左右対称に起こる関節破壊です。滑膜が異常に増殖し骨や軟骨を破壊し、やがて関節周囲の組織も破壊され、運動機能障害をもたらします。
症状は?
まずは、関節の症状をみていきましょう。手指の関節にパンヌスが形成されるため、朝のこわばり感を訴えます。第2関節と第3関節に発症することが多く、第1関節に起こることはまれです。破壊が進行するとクルッケンベルグ変形(手指が小指側を向くように変形)が起こります。手指以外の関節では、首、足、膝、肘に多く、重症化すると肩や股関節にも発症します。筋や腱には、リウマトイド結節が形成され腱炎や腱鞘炎が起こります。
続いては関節以外の症状をみていきましょう。筋力低下、皮下出血、神経炎、潰瘍、肺炎、心筋炎、血管炎など様々な症状が発生し、悪性関節リウマチと言います。
一般的な治療法は?
薬物療法が主流になりますが、まずは日常生活の注意点を紹介します。
1、十分な睡眠と休養
肉体疲労と精神疲労を翌日に持ち越さないようにしましょう。
2、バランスの良い食生活
体重増加は関節の負担になります。
3、適度な運動
負荷の少ない運動で関節拘縮を予防しましょう。水中歩行がお勧めです。
4、関節に負担の少ない動作を心がける
指先でモノを持たない、正座をしない、柔らかい靴を履く、様式トイレを使う
特に、環軸関節亜脱臼(首の関節の脱臼)には注意が必要です。急に下を向いたりすることは控え、マッサージを受ける際には事前に伝えておくことが大切です。
いくつか注意点を説明しましたが、関節の破壊は発症から約2年で始まる傾向がある為、早期の発見と早期の薬物療法開始が大切です。厚生省が早期リウマチの診断基準を発表していますので参考にしてみて下さい。
早期リウマチの診断基準
・朝のこわばり
・3つ以上の関節が腫れる
・手関節、指の第3関節、指の第2関節、足関節、母趾関節いずれかの腫れ
・左右対称の腫れ
・リウマトイド因子
・手足のレントゲンで骨萎縮や糜爛がみられる
以上、6つのうち4つ当てはまる場合は注意しましょう。
一般的なリハビリは?
患者の一番の苦痛は痛みなので、炎症の強い時期は安静が大切です。痛みの緩和に合わせて可動域訓練を開始します。関節拘縮が強い場合は温熱療法を主体とした物理療法を実施します。
【補足】
関節リウマチの亜型が3種類あり、重篤な症状を伴うものもあるので注意しましょう。
1、悪性関節リウマチ:厚生労働省特定疾患で、関節外症状が強く急速に悪化するのが特徴です。
2、若年性関節リウマチ:小児に発症する関節リウマチです。
3、フェルティ症候群:白血球の減少を伴う関節リウマチです。感染に対する抵抗力が低下するので、合併症を発症しやすいです。
当院が提供する関節リウマチのメニュー
当院では重症の場合は医療機関と連携をとり、よりよい選択まで導きます。
痛みを取り除くには鍼治療や電気療法に加え、整体で身体のバランスを整えることができます。また、考え方やストレスなども関係することも多くありますので、お気軽にご相談ください。
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